hokutoのきまぐれ散歩

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『都営荒川線電停からの散歩』①〜三ノ輪橋電停で降りて

2021-11-13 05:00:00 | 日記
『都営荒川線電停からの散歩』その1。都営荒川線の停留所の名前の成り立ちを中心に停留所周辺を散策してみたい。都営荒川線の成り立ちは元々王子電気鉄道が運営した路線を東京都が買収したもの。それゆえ専用軌道部分が多い。

今の荒川線となったのは都電32系統(早稲田〜荒川車庫)と都電27系統(三ノ輪橋〜赤羽駅)のうち早稲田〜三ノ輪橋のみを引き継いだもので、1974年より今の運行形態となった。



今日はまずJR王子駅まで行き、王子駅前電停で1日乗車券を購入する。前に訪れた際には確か電停に切符を売る人がいたはずと探すとおじさんが機械を前に改札をしていた。1日乗車券はPASMOに入れることにしてが、機械にタッチすると480円引き去る。停まっていた電車に間に合った。それにしても乗客の平均年齢が高い。



動き始めると左右に揺れる。栄町、梶原と停まるがその度に3人、4人と乗ってくる。電車で久しぶりに会ったおばあさんがお互いに席を譲りあったり、そのおしゃべりを聞いて車内は静かにと隣のおじさんがたしなめたりと、いかにも下町の風景である。さらに乗客は増えたが、地下鉄千代田線や京成線の乗換駅の町屋駅前でかなりの人が降りた。

その先4駅は全て『荒川』が付く駅、専用線区間ということもあり、急にスピードが上がり、気がつくともう『三ノ輪橋』電停に到着する。



電停からすぐのところには三ノ輪橋想い出館。民家を改装して都交通局がやっている施設。小さなジオラマや昔の都電の系統図など、古くなった吊り革も売られていた。



左に曲がると『ジョイフル三ノ輪』という商店街となる。すぐ右手に都電喫茶なる店があり、お茶が飲めるようだ。私が興味を持ったのは入口に飾ってあった王子電気鉄道時代の路線図。



路面電車の駅も書いてあるが、当時バス(乗合自動車)の路線も併記されてある珍しいものでつい凝視してしまっていた。(以下、次回)





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