hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

◯◯南蛮そばを探究する②

2021-01-03 05:00:00 | グルメ
『日本そばにこだわる』5杯目。前回に続いて◯◯南蛮そばにこだわってみる。前回、『南蛮がなぜ南蛮なのか』に関して書いたが、人形町薮蕎麦の『ねぎ南蛮』、これは『ネギ×ネギ』と言っているようなものである。

以前もブログで取り上げたが、人形町1丁目所在。親子丼で有名な玉ひでから数分、路地の静かなところに店はある。ランチの穴場というか、比較的空いている。ねぎ南蛮(750円)を注文すると5分ほどで供される。

丼の中には縦切りにしたねぎが多数。これに七味唐辛子を振っていただく。具はねぎの他にねぎの天ぷらが2つ、小さな野菜かき揚げが1つ、ほうれん草、ゆずの皮である。
まずは生の方のねぎとそばを頂く。生と言っても少し煮てあり、シャキシャキして美味い。

一方、ねぎの天ぷらは十分火が入っていてねぎがさらに甘い。出汁もいい香り、そばが主役をしっかり張っていて、特に新そばの香りを楽しむことができる。ボリュームを言われると若干寂しいが、私は好きな一品である。

ボリュームを求めるならば事務所近くの蕎麦屋さんの肉南蛮そばがすごい。『堀留庵』という普通の町のお蕎麦屋さんだが、昼時は待ってでも食べる人が多い。コロナの影響で1階は営業しておらず、2階に上がる仕組み。
来店するお客さんの8割はこの肉南蛮を注文、ランチタイムはその上にライスと漬物もつく。

11時45分に行ってもようやく最後の1席のみ空席、次いで入った3人組はもう待たされている。私は肉南蛮を注文するが、ライスは辞退、ただ、お漬物は頂くことにする。1階が厨房でオドメータでそばが運ばれてくる。注文して5、6分で蕎麦は到着、たっぷりの豚バラとネギが乗っている。七味唐辛子と振りネギを掛けてから食べるが、肉とネギをかき分けて蕎麦を探すほど具が多い。肝心の蕎麦だが、いわゆる二八蕎麦でコシもある。

肉とネギ、続いて蕎麦と食べていくが汁の味も豚肉の出汁がよく出ていて美味い。蕎麦ではあるが、ダイエットにはならないと思いつつも食べ進める。実は蕎麦の量も多い。これにさらにライスを食べるのはかなりの健啖家であろう。

ふーふー言いながら完食するが、気がつけば身体はぽかぽか。このところきつねそばばかりであったためか、満腹感もいいものと実感、ご馳走さまでした。なお、◯◯南蛮はカレーをはじめ、他にもあるのであと1回はやります。

人形町薮蕎麦
中央区日本橋人形町1ー7ー2
0336665922

堀留庵
中央区日本橋堀留町1ー8ー1
0338636003


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