hokutoのきまぐれ散歩

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今シーズンの阪神の振りかえる(打撃編)〜阪神ファンの戯言

2017-10-03 05:00:28 | 日記

今年のセリーグペナントレースも終わりが近づき、順位も決定した。わが阪神タイガースは『めでたさも中ぐらい』と言った感じだが、CSは昨年逃しただけにCS進出、さらに2位という順位は満足しなくてはならないと思う。

少し振り返ると対戦成績は広島、巨人には負け越したものの、広島に4つ、巨人に3つだから昨年とくらべるとかなり改善(昨年は広島に11、巨人に6の負け越し)したことが大きい。さらに昨年は対戦成績が五分五分(12勝12敗1分)だったヤクルトに1番勝ち越しているのはタイガース(18勝7敗)なのである。

それでは今年変わった点は何なのだろう。まず打撃から見ると打率は.249で昨年の.245よりは少し改善。ホームランは108本で昨年の90本からみても少しは増えている。ただ、それ以上に変わったのが三振の数である。今年の三振の数は984、これに対して昨年は1149も三振をしていたのだからその差は大きい。四死球も566と昨年の486に比べると伸びている。この結果が出塁率.321(昨年は.312)の改善に繋がっているといえよう。

個人成績を見ると今季からFAで加入した糸井選手の成績は打率.290、ホームラン15、盗塁20はさておき、私が最も改善を感じたのは鳥谷選手の回復であると考える。

今季は3割近く(現在、.295)をキープしながら、出塁率も.390とチームトップ、さらに三振も昨年の90から60にと減少、好球必打の『鳥谷らしさ』が戻ってきたことは大きい。

もう1人上げるとすると、やはり中谷選手の活躍だろう。特に昨年はゴメスがいて年間チームホームランが90本(ゴメス22本、チームホームランは中日の89本に次ぐ少なさ)に対して18本増加した。ゴメスが去り、助っ人が頼りにならない中で日本人選手では久しぶりのホームラン20号を打ったことである。また、ホームランに関しては福留の17本も立派だが、上本の9本(昨年は2本)も努力の結果であろう。

もちろん、全員がよかった訳ではない。昨年ブレイクした高山(新人王)、原口、江越、北条のように伸び悩んだ選手が結構多かった。ただ、考えようによっては改善点が見えている方がまだまだ伸びしろがあるはずである。(投手を中心とした守備については次回)

また、付言するにCSはあっと言う間に終わってしまうので2014年のように下克上をして横浜、広島に連覇できるように頑張ってもらいたい。〔なお、今期の成績は9月30日現在、前期はトータル〕

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