hokutoのきまぐれ散歩

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ワールドカップのジンクス

2014-06-25 04:46:04 | 日記

FIFAワールドカップも前半の大詰め、前回優勝のスペインや発祥国であるイングランドが早くも予選敗退するなどその厳しさを見せつけている。
その中でジンクスというか、法則というか、偶然というかを感じることが度々ある。

その一つが開催地と優勝国の関係。1930年以来、今回のブラジル大会で20回を重ねるが、『欧州で開催すると欧州諸国が優勝、米州(北・中・南アメリカ)で開催すると米州諸国が優勝する』というもの。その法則が成り立たなかったのは1958年の第5回スウェーデン大会にブラジルが優勝した1回があるのみ(アフリカ、アジアなどその他の地区は除く)である。これはサポーターの数や移動距離も関係あるかもしれないが、やはり気候風土が厳しい今大会を見ていると順応性がいかに大切かがよく分かる。予選敗退が決まったボスニアヘルツェゴビナの選手がこの気候に勝てなかったという言葉が全てを表しているのかもしれない。

もう一つは日本の成績である。初めて参加したフランス大会(1998年)は中山の1点しか取れず、アルゼンチン・クロアチア・ジャマイカに3敗して予選で敗退した。
しかし、ご存知のとおり、日韓共催大会(2002年)はベルギーに引き分け、ロシア・チュニジアには勝って予選を突破した。
しかし次のドイツ大会(2006年)はオーストラリア・クロアチア・ブラジルに3敗を喫して予選敗退した。南アフリカ大会(2012年)は前評判は低かったが、カメルーンに勝利、オランダには惜敗したが、デンマークに勝利して予選を突破した。つまり、法則からみると偶然大会は予選敗退、奇数大会は予選突破という成績が続いているのである。

さらに不思議なことに日本のサッカーにおける最大ライバルの韓国も初出場こそ1986年メキシコ大会だが、フランス大会までは予選敗退、日韓大会は予選突破したうえで4位、ドイツ大会は予選敗退、南アフリカ大会はベスト16と日本と同じような傾向がある。その中で今回も…。いや、きっとコロンビアに勝てると信じたい。

因みにワールドカップの得点王はロナウド(ブラジル)とクローゼ(ドイツ)の15点だが、では日本人の得点王は誰なのか?今までの5大会で日本が入れたのは13点。その内訳は1点入れているのが、中山雅史、鈴木隆行、中田英寿、玉田圭司、中村俊輔、遠藤保仁、岡崎慎司、森島寛晃の8人、2点入れているのが稲本潤一、そして3点入れているのは本田圭佑だけである。

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