hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

日御碕灯台(島根県)

2014-06-26 05:00:00 | 日記
『日本の風景再発見』シリーズ その8。今回は日御碕灯台(ひのみさきとうだい)を紹介する。美保関は出雲大社から車で20分ほどのところにある。日本海に向かって突き出た日御碕の先端にあり、最も高い石造の灯台で完成は1900年というからもうすぐ建設後114年になる。日御碕は日本海に対し大きく展望が開けている。晴れた日にはも見えるほどであり、とにかくその風景はダイナミックである。

駐車場に車を止め、土産物屋が軒を連ねる中を行くが、写真にあるとおり、とにかく人がいない。訪れたのは平日とは言え8月上旬、夏休みなのでさぞや混んでいるだろうとの予想を大きく外し、お店の人たちも皆暇そうにしている。しばらく行くと灯台が見えてくる。もちろんその内部にも螺旋階段を登って一番高いところまで行くことができる。

元来、高所恐怖症ではあるが、馬鹿と煙は何とやらで旅に出ると山はもちろん、城の天守閣や灯台には必ず登る。いままでも尻屋崎(青森)、石廊崎(静岡)、御前崎(静岡)、入道崎(秋田)、納沙布岬(北海道)などいくつ登ったかわからないほどである。しかし、この灯台は犬吠崎と双璧の眺めの良さで感動することは間違いなしである。


『日本の灯台50選』だけでなく『世界の灯台100選』にも選ばれた灯台はその高さ43.65M、灯台の標高は63.3Mである。建設当初から日本一の灯楼を誇り、姫音人による設計をされたものである。海外旅行もいいし、新しくなった出雲大社もいいが、この近くに行かれた際には立ち寄ってみたい施設である。日本にはまだまだ素晴らしい風景があるのに廃れていくのは残念至極である。


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