hokutoのきまぐれ散歩

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味世〜石神井ランチグルメ

2024-04-12 05:00:00 | グルメ
以前にもこのブログに書いたのだが、『台湾ラーメンはどこの名物でしょうか?』。これは勝浦担々麺と同じで日本の名古屋名物である。名古屋市に行くと色々な店で食べることもできるし、発祥の店と言われる『味仙』である。では東京で食べられるお店はと聞かれると『味仙』の支店は神田と新橋にあるが、他の店では中々本物にお目にかかれないのである。



しかし、西武池袋線石神井公園駅から徒歩3分のところにある『味世』でも食べることができる。名前も似ていることから聞いてみると若いご主人は名古屋にある味仙で修行した料理人で独立して店を開店したのである。



店はビル地下にある食堂街入口左側にあり、10人程度しかお客様は入ることができない。まずは店に入ってすぐ右側にある券売機で食券を購入するシステムになっている。



私は『台湾ラーメン』を注文しようとしたのだが、辛さが『辛さなし(辛さレベル0)』『アメリカン(レベル2)』『台湾(レベル5)』『イタリアン(レベル7)』『スーパーイタリアン(レベル10)』と5段階に分かれ、それぞれレギュラーとハーフがある。今回は『台湾』(950円)と餃子(350円)をお願いした。



食券を渡す際にご主人から『餃子も辛さあり、なしかがありますが』と言われて辛さありにした。

カウンターのみの店で詰めて入ると10人ほど入れるが先客は2人、1人はアメリカン、しかしかなり咳き込んでいた。もう1人はつけ麺でこちらは平気そうである。

餃子が先に到着、ニンニクとニラたっぷり入っていて味付け済みのため、そのまま頂く。いい焦げ具合の焼き餃子5つ、一口食べると熱いやら、辛いやら。ただ味はいい、ビールが欲しくなる味である。

程なく台湾ラーメンも到着、いつもの通り麺の上にはたっぷりの唐辛子入りミンチ。どうも赤さが目立つような気がする。麺を軽く混ぜて一口、スープがよく絡む細麺だが、ここで啜ると咳き込むのは分かっているため、慎重に食べる。

そう、この旨辛が目指すものである。スープもさっぱりはしているものの、やはりかなり辛い。具は他にもやし、メンマ、ネギも入っていて辛味で口が馬鹿になると、具を食べる。また、不思議なことに先ほどは辛かったはずの餃子が甘く感じてしまう。

とにかくこの慌てず、よく味わいながら食べ進むが、やはり辛い。半ライスを頼んで中に突っ込むことも考えたがボリュームを考えて断念、麺は食べ切ったが、スープは最後は多少残す。旨いんだけど辛い、気がつけば額から汗が吹き出し、食べ終わった後の水が美味い。

しかし、また食べたくなる中毒性の強い台湾ラーメン、本家とほぼ変わらない旨さであった。ご馳走さまでした。
味世(みせい)
練馬区石神井町7ー1ー3
0369133795