放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

角館ー花巻旅行記

2018年09月13日 23時56分32秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
 昨年は受験生がいたのでどこにも遊びに(泊まりに)行かなかった。
 したがって、このブログに投稿するのも久しぶりということになる。 

 どうも、お久しぶりです。
 と言う訳で、遊びに行ってきました。

 夏に遊びに行くというのに、実のところ選択肢はそれほど多くない。
 高校生や大学生になった息子たちが、いまさら親と海へ行きたがるわけもないし、考えることも興味もすべてバラバラ。
 かろうじて「おいしいモン食いたい」「温泉入りたい」で一致するくらい。

 ならばオイシイもの食べて温泉入ろうじゃないか、と、BELAちゃんが作戦を練る。
 初めに狙っていたのが花巻市の大沢温泉。ところが早めの手配でも満床につき予約取れず。
 ここは人気あるもんねぇ。
 とにかくターゲットはオイシイもの。温泉。

 候補は花巻のマルカン食堂、しかも高さ25センチの「ソフトクリーム」、そしてまさかの「ナポリかつ」。
もちろん盛岡のじゃじゃ麺も候補に。さらに秋田の比内地鶏も食べたいとの声が。
 んーキリがない。
 東北地方限定にしたって次から次へと食べたいものが出てくる。豊かなんだろうね、東北の食文化って。

 秋田の角館に行ってみたいとの声があり、ほぼコースは定まった。
 仙台から角館、盛岡、花巻、江刺または水沢そして仙台に帰るコース2泊3日。
 秋田へ車で乗り入れるのは初めてだけど、それほど気にならない。イマドキMAPサイトで道を調べればストリートビューで道の感覚はつかめるし、スマホのナビだってある。
 ・・・と、思っていたが、どうも勝手が違う。
 数回ビューを見ても道を覚えられない。特に仙岩峠で岩手に入り国道からそれるところから全然。
 なぜ?そんなに複雑な経路でもないのに。
 夜中にしばらく考えていたら答えが出た。目印がなさ過ぎるのだ。
 秋田県から岩手県にかけて森林や川や山が美しい景色が続く。でも案内表示がない交差点で右折しなければならなかったり、いきなり道が終わっていたり、ちょっと気を抜くととんでもない方角に迷い込むであろうことは容易に想像がつく。でも、僕たちが行きたいお宿やお店は大抵分かりにくいところにあるのだ。
 実際の移動では土地勘が大事だが、事前調べの段階では国道、県道などの幹線道路とその旧道、脇街道を調べておく必要がある。この難関は「乗り越えてこそ」だ。乗り越えてこそ、おいしい出会いが待っている。




コメント
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