放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

星めぐり、そしてゴーシュ・・・

2010年05月18日 14時22分42秒 | 観劇日記
 2010年5月16日(日)
 大河原の「えずこホール」で白石高校合唱部の定期発表会を見てきました。
 入場料はタダ。
 タダとはいえ侮る勿れ。
 もともとは旧・白石女子高等学校の合唱部。
 その実力は旧・仙台第三女子高等学校と県内1、2位を争うほどの実力者集団。

 オーバチュアは5拍子の疾走感が心地よい一曲。
 つぎに一転してハンドベルの幻想的な調べとともに歌う「星めぐりの歌」。
 これはすごいよ。
 よくこんな難しい音階をハモれるなぁ、という仕上がり。ため息でちゃう。

 さてさて、
 白石高校は男子校と女子高が統合してきでた新しい学校です。
 益岡城の南西にかなり広大な用地を取得してできたところで、なんと私服OK!
 それでも共通のブレザーがあるようで、校長先生も発表会に自ら着用してご来賓。壇上の挨拶で「メタボにも合うブレザー(笑)」と紹介。

 合唱部はもともと女子しか在籍しておらず(元・女子高だもの)、初めて男子部員が1名入部したとのことで、なんだか盛り上がっていました。ここへ生徒会・応援団などの男子もバックアップに入り、みんなで校歌を斉唱。
 なんと新生・白石高校の校歌は男女四部合唱でできているそうで、(聴いていてもかなり難しそう)ダイナミックなハーモニーが心地よかったです。男子もかなり歌いこんできていましたね。頼もしささえ感じました。

 そして第二部。
 いよいよ「セロ弾きのゴーシュ」がはじまりました。
 これはもともと6人で演じるオペラとして演目があったようで、それをダイナミックに作り直しての上演でした。演技もなかなかの熱演。(歌いながら演じるってのは大変ですよねー)
 
 猫の奔放さ、
  カッコウの几帳面さ
   タヌキのユルいところ(なぜか途中からエイサーに)
    ねずみのおっかさんのハマリっぷり・・・(あ、ゴメン)

 最後の大団円まで一瞬もタルい気分にさせないのはさすが。プロじゃない?

 レベル高いなぁ。
 最後にみんな壇上から降りて「星めぐりの歌」。客席を取り囲むようにして歌うので合唱の波に体中が揺らいでいるようでした。きもちいいー。
ごちそうさまでした!!!

 ちなみに長男は最前列で見ていました。次男は第1幕だけ最前列。あとは引っ込んじゃいました。
 
コメント (2)
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