放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

エメラルドシティへの道!

2008年05月08日 10時32分04秒 | 観劇日記
5月5日、汐留・劇団四季劇場「海」にて。
ブロードウェイ・ミュージカル「WICKED」を観劇した。

 「WICKED(ウイキッド)」はフランク・ボームの「オズの魔法使い」を全く違う見方で書き上げた「オズの魔女記」(グレゴリ―・マグワイヤ著)をアメリカ・ブロードウェイでミュージカル化したもの。
 2004年トニー賞最優秀賞を獲得。
 2007年6月より劇団四季により日本語版「ウイキッド」として上演している。

 お話は、「オズの魔法使い」に出てくる良い魔女グリンダと悪い魔女と呼ばれたエルファバを中心に展開する。
 
 「だれにも愛されぬまま、ひとりで行ってしまった」エルファバを想うグリンダの哀唱から、彼女たちの深い関係がひもとかれてゆく。

 良い魔女グリンダと悪い魔女と呼ばれたエルファバはかつてシズ大学の同級生。
 太陽のように華やかなグリンダ、かたや緑色の肌をもつ頑固で気性の激しいエルファバ。当然気が合うはずもないのだが、ふとしたことでルームメイトとなり、お互いに打ち溶け合ってゆく。

 やがて「オズ大王」の動物迫害政策をめぐって立場を分かつ二人。
 オズに屈服したグリンダは「良い魔女」と呼ばれ、オズに反抗したエルファバは「悪い魔女」に仕立て上げられてゆく・・・。


 ・・・すごい迫力でした!
 舞台装置も衣装も音楽も歌も踊りも演技も超一級です。

 
コメント
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