その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

萩の花

2010年09月20日 | Weblog

 

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萩の花

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「萩の花萩の歩幅で帰り道」

 

人生は

 

年相応のタカラが

 

行く手行く手に

 

埋められてある

 

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萩の花が随分と目につくようになった

秋の七草の筆頭に挙げられるが

実際は草ではなく木である

くさかんむりに秋と書く漢字は

日本でつくられたそうです

萩とはマメ科ハギ属の植物の総称だそうです

ヤマハギ、ミヤギノハギ、ニシキハギ

マルバハギ、ツクシハギなどをさします

古くから親しまれたこの花

万葉集の中で一番多く詠まれた花(ちなみに141首)

 

ぱふぱふの 

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曼珠沙華

2010年09月19日 | Weblog

 

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曼珠沙華

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「逝く夏に命震わす曼珠沙華」

 

健康に良い 

友達ができる

教養が増すなど

役に立つものは趣味ではない

そして

人に自慢できる趣味ほど

つまらない趣味はない

(的を射る言葉より)

 

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趣味を家族に理解してもらおうと思ってはいけない

燃えないゴミをどう燃えるのか試す行為に等しいのが趣味

うぅ~うん・・半分わかっても半分理解不能

そう嘆くスタッフ

でも実際趣味って

人がやってるから何となく

面白そうかなとはじめるから

実際は楽しいかどうかは人によって違うね

楽しいことをたくさん知ってる人は

楽しみ方を知ってるんだね

だからそれが趣味なの?というようなことも

夢中でできるんだね

・・・

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

別名ヒガンバナ

この花は写真家は好きですが

一般的にはあまり好かれていない花

それは子供のころに親や家族などから聞いた

不吉な花とか毒があるからとか・・

イメージが教え込んだ間違った?情報に

左右されている花で・・ちょっとかわいそう

今年は暑さのせいで開花が遅れている 

この花は地中温度が左右するそうです

水分不足もあるけれど

大きな要因は地中の温度が下がらないと

開花準備しない花だそうです

 

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稲雀

2010年09月18日 | Weblog

 

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稲雀

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「逃亡の合図に遅れ稲雀」

 

山の匂い 木々の匂いに敏感で

山気に触れるのがうれしくて

良く山の中に入る

つくづく人間も自然のうちに住む動物

という思いが強くなる

体の中に自然と呼応して

呼び合い引き合うものがあるものが人間

人間も自然の御手に包まれて

生かされている動物にすぎない

人間の身勝手でこの神聖な自然が破壊されてゆく

全地球の全動物の共有である

自然を汚しては申し訳ないと思う

 

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必要な分を必要なだけ

お互いが提供する

自然界の秩序を守らなければいけない

 

 

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秋の風

2010年09月17日 | Weblog

 

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秋の風

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「秋めくや右耳風を通せんぼ」

 

「老後のために残しておきます」

90年代に金さん銀さん

100歳の双子のおばあちゃんが

CM出演料について聞かれたら

「老後のために残しておきます」

100歳過ぎてから・・この言葉

いま老人の戸籍問題が起きていますが

寂しい老後などみじんも感じさせなかった

むしろ人々に愛されて元気な姿が今も印象的

もっと家族をそして老人たちと

つながりを強めてほしいものです

やがて我々もそうなるんだから

 

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もうススキの穂が出てますね・・

どんなに暑くてもどんなに異常気象だと騒がれても

自然のサイクルは変わることなく

季節は確実に動いていますね

 

ぱふぱふの 

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虫の音

2010年09月16日 | Weblog

 

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虫の音

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「虫の音を殺し文句のように聞く」

 

お金より好きなものを持っている人は

現代では最高のロマンチストだ

(田辺聖子)

 

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秋の虫はたくさん鳴いている

昼間でも少し薄暗ければ

虫が鳴いている

今鳴かないでいつ鳴くののとばかりに

写真の虫はお腹が空いたようでお食事中でした

 

 

 

 

ぱふぱふの 

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月光

2010年09月15日 | Weblog

 

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月光

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「月光にじんわり錆びてゆくからだ」

 

人生には

すぐ役に立つ楽しみと

役に立たない楽しみがある

 

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街の中は夜も明るい

それでも月の明るさはよくわかる

人類が誕生して以来

月を眺めて どれだけの人が

物思いにふけっただろう

月は人の心の奥のそこまで

照らし続けているんだね

あてもなく月を見ながら

たまには時間を過ごすのも良い

役に立たない時間でも

心には豊かなものがあふれる

 

ぱふぱふの 

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秋の夕焼け

2010年09月14日 | Weblog

 

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秋の夕焼け

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「秋夕焼け私を染めるまで少し」

 

自分で自分に暗示をかけて

 

夢を紡ぐのが女性かもしれない

 

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急いでいる時は

わずか数秒でもじりじりしてしまう

先日珍しいエレベーターに乗った

ドアーを閉めるボタンがない

数秒間で人が乗り降りしないと

自動で判断するらしい

でも急いでるときに

この数秒間はまだるっこい

何もそんなに急ぐことはない

でんと構えて乗りなさいと・・・

自然界には思わぬゆとりがある

それを思い知らされた気がした

 

ぱふぱふの 

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秋の灯

2010年09月13日 | Weblog

 

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秋の灯

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「秋の灯に空がこんなにも青いんだ」

 

女が泣いて見せ

それで落ちる男と

落ちない男がある

泣いても動じないで

余計怒ったり腹を立てる男と

「弱いなぁあ」と

しょげて機嫌を取ってくれる男がいる

 

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灯りを消した後の闇と静けさ

その余韻に余計秋を感じるこの頃

秋の夜は

春や夏にはない

わけもわからない寂しさがある

これが秋というものなのだろうか

 

 

ぱふぱふの 

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2010年09月12日 | Weblog

 

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「虫の音にカマキリ旅の支度する」

 

達観

というのは

「まあ~こんなとこだな」

と つぶやくことだな

 

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未練がましい一番の生き物は

人間ではないだろうか

自然界はころ合いを

わきまえていいる気がする

 

ぱふぱふの 

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野分

2010年09月11日 | Weblog

 

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野分(のわき)

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「山道にお礼言いつつ野分かな」

 

神頼み

最後の最後

人は最後の切り札がある

それは

神頼みだ

 

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どんな優秀なお医者さんでも

一か八かの手術のときは

神に祈るそうです

どうかうまく手術が成功しますようにと・・

神は手を尽くした人に

手を差し伸べるんですね

 

野分(のわけ)は

俳句の季語で疾風のことを言います

台風やその余波の風のことを意味し

野の草を吹き分けるという意味になります

今日は二百二十日

しばらく前まではよく台風があった

ここ何年かは全く台風が来ない日になった

お百姓さんにとっての厄日だったのだが~

 

 

ぱふぱふの 

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