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初雪
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「雪積もる白い絵の具が足りません」
この冬初めて雪が積もりました
雪を見ると訳もなくうれしくなります
新潟にいたころは
雪下ろしをしょっちゅうさせられて
雪が嫌いだっていう人が多いですが
わたくしはなぜか
きっと１２月生まれだからかもしれない
雪を見ると子犬のようにわくわくします
雪女も大好き
雪男にも会いたい
冬将軍一行大歓迎
雪の地方の方は皆ブーイングでしょうね
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こちらで雪が積もるのは数センチ
多くても１０ｃｍ未満
だから降ったうちには入らないかも
今朝写したほやほやの写真
雪の上にどこから吹いてきたのか
モミジの葉っぱ
今朝一番のお土産でした
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遠い道のり
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この冬の渡り鳥
シメという小鳥に出会った
遠い北から飛んできたんだね
長い長い旅
ゆっくり～ここでくつろいでおくれ
え？まだ先まで行くの
いつもいる場所はまだ遠い
そうなんだ
では数日間だけ
君に会えるんだね
元気で羽休めて
また春に帰る頃
ここで会おうね
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シメ
ピチッ ピチッ堅いものを割るように
木の上から聞こえた
あっ今年初めて見るシメだ
すると木の下に舞い降り
餌を探してよちよち歩く
人の気配にすぐ木に戻る
冬の使者の初顔合わせだ
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ポスト
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「恋猫の集まるポスト賑わえり」
猫が集まるポストに
ポストも赤くなるほど人で賑わっている
年賀状を出す人が
日に日に増えてきている
日中は人が
夜になるとなぜかここに猫が集まる
集まりやすい場所なのだろう
春の夜は恋猫が恋を語り合い
夏と秋の夜はここで猫集会
２０匹ほどが集まり
猫社会の集会が開かれる
猫の集会は満月の真夜中に行われる
等間隔に猫が位の高い順番に
ボス猫を中心に車座に座る
声を出すわけでもなく
お互い隣同士話すわけでもなく
ただ黙々と１時間あまり
座り続ける
声に出さないテレパシーのようなもので会話してるらしい
時にボス猫に厳しいまなざしを向けられる末端の猫は
その場にうずくまる
新たに地域のボスに選出される猫は
おもむろに立ち上がって
周囲を見渡しまた座る
などなどきっといろいろな議題をこなして
集会は終わる
やがて夜が明けてくる前に
三々五々解散になる
猫の集会はめったに見られない
見る資格があるらしい
人の気配があると
猫は周囲に身を隠し始める
幸い私はじっとすべてを見ることが一度だけ出来た
それ以来ノラは逃げなくなった
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昼間は郵便ポストは人間が多く近づく季節になった
そう・・年賀状の提出時期だ
まだ書いてない・・
急がねば・・と思いつつ
２５日までは書けない
今日もポストの前には
シマトラの猫がじっと誰かを待っていた
恋する相手が来ないようだ
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パントマイム
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「街角のパントマイムの指の傷」
何かの宣伝をしているのだろう
濃い化粧に派手な洋服
声を出さずに指で示す
パントマイムがいた
その指には傷テープが張ってあり
傷が痛々しく見える
なんだかとっても苦労してるように見える
でも・・今の仕事を一生懸命やってるんだね
心の中で応援した
世間の寒さに負けるなよ
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どうやら住宅展示場への案内のようだ
ときどき簡単なマジックや
曲芸もどきをやって
人を集めて
指さして住宅に行くと
抽選があるらしい
急いでいたので行かなかったけれど
静かで人の目を止めるには
よいアイディアかもしれないと思った
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手をつなぐ
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「手をつなごう素直になれる暖かさ」
冬はやはり手をつないで歩くのがいいね
温かみがじんわり伝わってきて
気持ちも素直になれる
手袋外して
手をつないで歩きましょう
気取らずに
素直になって
優しく手をつなごう
あの日の君と初めてつないだ日のように
君の手の間に小さな手が入って
家族の輪ができる
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少しセピアな写真引きづり出して
思い出にふけるのもいいかも
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鈍色
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「鈍色の空へ深紅の冬椿」
今日ありて明日の出会いの椿花
咲いたばかりの花が
わたくしを出迎えてくれるけれど
君の目を引き付けて離さない椿は
嫉妬すら覚える
あの日の君は
今でも椿が咲くと
わたくしを一人ぼっちにしてしまう
＊＊＊
幾種類もある椿園の
花が咲き始めてます
白にピンクに赤に
個性豊かな花は
気品すら感じます
深紅の椿は
花びらに少し傷みがあったので
お気に入りのピンクの椿を・・。
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わき道
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「わき道のひとつひとつが故郷に」
このところ郡部に出向くことが多くて
生活道路が沢山あって
大回りして歩いた道も
簡単にすぐ行けるところがあることに
気がつくとなんだか
故郷を思い出す
いつも抜け道を通って・・
人よりも早く目的の場所に
懐かしい気持ちになった
＊＊＊
勝手知った道も
いつしか見慣れない道になっている
生活様式が変わった証拠だろう
恐る恐る確かここは抜け道だったはず
道を進むと見覚えの
やはりここでよかった・・
少し自慢したように
胸がせり出す（爆）
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ジョーズ
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ズンズンズンズン・・・ズンズン
忍び寄る
大きな物体
今まさに飛びかかる寸前
ぎゃぁ～～～あ
サメだっ！
と
思わせるような切り株
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予定変更で中途半端な時間が出来た
近くの森へ
野鳥の状況を見に出かけた
面白い切り株をみつけた
映画「ジョーズ」を
思い起こさせるような
どう見てもジョーズのサメに見えてしまう切り株
面白くて写してきました
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霧
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「霧かかる街に広がる海がある」
雨降りの中
所要があって岐阜県まで
県境で霧が出ていた
雲の中を車が走る
広い海のように見える
久しぶりに町の近くで見る雲海
低く垂れこめた雲が
町並みを覆い隠すように広がる
しばし霧を切り裂いて車を走らせ
峠を越えると
雨も小ぶりになって
緊張から解放された
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深山に迷い込んだような感覚で
楽しみながら少し緊張した時間だった
霧は幻想的でなぜか大好きなのである
携帯写真で
解像度が悪いけれど
雰囲気だけでも・・（笑）
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冬イチゴ
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「冬イチゴ一粒ほどの幸でいい」
冬イチゴが赤く輝きだした
この時期草をかき分けると
冬イチゴがパッと目に飛び込んでくる
手にとって指で挟む
まるでルビーの指輪
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今年は少し数が少ないけれど
これから実が熟すようだ
まだまだ粒が小さかった
うっかり
何を勘違いしたのか
冬ブドウと書いてしまいました
間違いを広めてしまう結果になるかも（汗）
訂正する前にコメントいただいた方
申し訳ありませんお詫びします
