その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

蛍火

2007年06月23日 | Weblog

蛍火

***

流れ続ける せせらぎの上空で

蛍の光りが 交差してゆく

あれは

わたしたちの分身だろうか

夏はどこまで

つづくのだろう

・・・

***

 

蛍火

むかしは

「ほう、ほう、ほうたる来い」などと

歌いながら蛍見物するのが

初夏の風物詩でした

「蛍火」「初蛍」「宵蛍」「蛍舟」「蛍籠」などの

美しい言葉が残っています

無数の蛍が入り乱れて飛ぶ情景を

「蛍合戦」ともいいます

いまは環境の汚染で

自然に飛び交う蛍の姿は

限られた場所でしか見られません

特に、都会では

養殖蛍を、広い庭園に放っての

「蛍見」なども行われるようですが・・

それでも、季節の趣を求めて人が集まります

蛍のはかない美しさは

いつの時代でも

人の心を捉えて離しません

 

 


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2 コメント

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 (ねこ)
2007-06-24 22:30:17
乱舞を見てみたいものですね
昔は家の裏の小川に蛍もとんでいました
まだ清水がわいて出ていたころです
蛙の声も今はアマガエルだけですが
牛蛙もないていました
空気ももっときれいで花粉症なんてないころ・・・
もどらないかな~?
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ねこさん・・ (ぱふぱふ)
2007-06-26 19:28:25
昔は・・そばに川がいつもあって・・
そこで夏になれば必ず見られた蛍
その川もいまは・・どぶ川になり~
魚もいない排水路になってしまい・・
蛍が棲めないから・・当然見られなく
なってしまったね・・皆人間のせいで

もう戻らないでしょうね・・昔のようには・・
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