その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

夜汽車の窓

2008年09月13日 | Weblog

 

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夜汽車の窓

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子どものころ

 

列車が走る線路際に

 

住んでいたことがあった

 

いつも通る夜汽車に憧れ

 

その列車を見送っていた

 

いつかあの列車に乗って

 

いつも眺めている

 

自分の家の窓や

 

街の明かりを

 

眺めたいと思っていた

 

夜汽車の窓からは

 

何が見えるのだろう

 

きっと知らない世界が

 

見えるに違いない

 

そんな小さな夢も

 

他の夢に先を越されて

 

いまだに実現していない

 

いつも見るのは

 

見送る列車の窓の灯り

 

青い灯りが

 

静かに流れてゆく

 

私の夢を引きずって

 

***

 

夜行列車の旅に憧れ

何度も乗っては見ても

外を見るのを忘れて

眠りこけてしまった

夢だったことさえ忘れて

思い出すたびに

今度はきっと・・

いまだに続く夢

 

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今日の写真は

 

フランスの教会の

ステンドガラス

幻想的な傑作