生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

PTCD廃液バック用のポーチ作成

2016-05-21 21:34:30 | 胆管狭窄のメンテナンス(8年目)
 退院後、仕事に復帰しましたがPTCDにつながっている廃液バッグをどうするか考えていました。

 移植直後にも胆汁漏に対して、バックに廃液をしていましたが、すぐには仕事に復帰しなかったので、下の写真のようなバックを



 100円ショップで購入した黒いミッキーバックに入れてぶら下げていました。



 片手がふさがってしまうので、仕事には不向きで、何らかの対応が必要でした。


 そこで、移植後趣味として始めた革細工で何か作ってみようと考えました。

 長財布の表面に使おうと、なんちゃってカービングで模様をつけた革のサイズがちょうど廃液バックと同じようなサイズだったので、その革を使用してポートを作成しました。

 いきなり仕上がりの外観写真です。



 革のループと金属のフックをベルトにかけ右太ももの前面にぶら下げます。革だと細菌感染など衛生面で少し不安があったので、内面には防水の裏地を貼り付けました。



 袋状だと出し入れがきついので、一つの辺のみ皮のスペーサーでしっかりと縫い合わせ、残りの2辺はファスナーで開け閉めできるように作りました。



 突貫工事で作成しましたが、なかなかおしゃれにできあがりました。実際につけてみたところです。



 廃液バックが入っているようには見えないので、まずまずです。

 何点は、少し重いこと・金属の金具の音がキコキコなることがあります。

 評判良ければ、量産して販売でもしようかな(笑)とも、思っています。


 少し楽しみながら、しのいでみようと思います。

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6 コメント

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素晴らしいです! (yayoi)
2016-05-21 22:19:44
ひさ先生は 器用なんですね!
拍手です(^.^)/~~~
カービングも 上手ですね~!お世辞で無く 本気でびっくりです。
実は 私も何か 手軽に使えるものはないか考えていました。
ホームセンターで見かけたのですが 作業用の道具を収納し 腰のベルトに装着するタイプのものが 多種多様にあって 使えないかな~?なんて思っていました。
素晴らしいものが完成したので 必用はないですね(^_^)v
ムリせず ぼちぼちやってくださいね。
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ありがとうございます (ひさ)
2016-05-21 23:01:26
yayoiさま、コメありがとうございます。

しばらくこれで、仕事に出てみます。

6月にうまくいくと抜けるかもしれないので、期間限定です。

必要なくなったら、誰かに譲りたいと思います。
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Unknown (よしの)
2016-05-22 08:59:27
先生、初めまして。
ブログを見つけて読ませていただいてます。
うちは、父が今PTCDをつけて在宅し始めた所で、何も分からず毎日不安で泣いています…(私が)。
なので、先生のブログを読んでとても参考にさせていただいています。
何も分からない専門外の自分がふがいなく、毎日心配で心がつぶれそうになっています。
バッグ素敵ですね。何事も前向きにがんばりたいです。
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Re:Unknown (ひさ)
2016-05-22 11:01:59
よしのさま、初めまして。

PTCDでの在宅は、本人含めご家族の方も大変ですね!
私は、医療関係者なので、過剰なビビリにはなりますが、管理などは慣れているので1人でもなんとかなります。
痛みは、だんだん落ち着いてくると思いますので、廃液や消毒・持ち運びがうっとうしくなってくると思います。

入れておかないといけない理由があるので、何とか楽しんでお付き合いするしかないと思います。

家に帰れていることが幸せだと思いますので、頑張ってください。
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!!!! (てっつあん)
2016-05-26 09:31:29
ひささん、こんにちは。

ポーチかっこいいですね!お手製との事で尚更驚きました!
PTCDの患者さん向けに販売すると喜ばれるかも知れませんね(^-^)
僕はもうPTCDは嫌ですが、万が一、再度PTCDとなったらこのポーチ購入したいです!(笑)
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もう一度PTCD (ひさ)
2016-05-28 08:42:30
てっつあんさん、おはよございます。

 もう一度PTCDはもうごめんですので、このポーチに必要性がなくなったら、ほしい人にあげようと思っています。

 てっつあんさんも、もう二度とPTCDしたくないと思いますので、ほかの方に使ってもらいます。

 これを使った方が、順調に必要性がなくなるといいのですが。
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