生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

ドナー(兄)から パート2

2008-12-03 15:46:30 | ドナー(兄)・家族のコーナー
さて、医学技術の進歩はすごいもので、「生体肝移植」なるものができるようになりました。

その事を知った時、「いずれは」やるんだよな、という意識は持ち続けていました。

だから、わたしにとっては悩むことではなかったのです。

50歳ぐらいで‥‥。と考えていたら、その時期は突然やってきました。

肝硬変から「肝臓ガン」に進行し、「移植」が現実になりました。

だから、悩むことではなかったです。

わたしが提供しなければ、三男が提供したでしょう。

最終的に、なぜ、といわれれば、「当たり前」という考えだったのです。

あえていうなら、次男の子どもたちの「未来」のために70%、次男の奥さんのために20%、そして、本人のために10%でしょうか。

なにより、突然の事態ではなかったこと、来るべき事態であったことが大きいと思います。

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