生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

胆管ステントの入れ替えと肝生検での入院

2019-12-25 13:14:31 | 移植後10年以降

12月23日から、外科病棟に入院となりました。次の3つです。

1)3年間入れ替えていない胆管プラスチックステントの交換

 約4年前に、移植し肝臓と私の胆管吻合部位が狭窄していたので、プラスチックのステントを入れていました。5月の連休前になると、悪寒が来て肝機能が上昇し胆管ステントの入れ替えを行っていましたが、拡張していた別の胆管にPTCDを入れたところ、発熱と肝機能上昇はすっかりと影を潜め、PTCDの交換のみ4ヶ月おきに行っていました。

 内科の主治医の先生とお話をすることがあり、「こんなに長期間入れている患者さんは珍しいので、なんともいえませんが、劣化してきてとれなくなっちゃうのが心配ですね・・・・。」と、怖いお話を聞いていたのですが、体調も落ち着いていることもあり、うまく逃げていました。

 移植後10年経過をしましたので、外科の先生からも一度肝生検を行って肝臓の評価をしましょうと聞いてはいたのですが、体調も落ち着いていることもあり、うまく逃げていました。

 逃げ切れるわけもなく、今回ステント交換となりました(涙)。

2)肝生検

 移植後10年経過しましたので、移植された肝臓の状態評価目的に生検となります。なんせ10年ぶりなので、痛くないといいなーと思っています。内科の先生痛くなくしてくださいねー。

 

3)PTCDチューブ交換

 ついでに交換です。

 

 どれが一番楽かというと3)で、次は自分でも予想がつきません。やってみないとね・・・。

 

 12月24日はダイナミックCTのみでしたので、楽勝でした。でも造影剤の投与量がいつもより多く、投与スピードも一秒間に5.6ccでしたので、いつもより熱く感じて、その分お漏らし感も強かったです。

 

 これを書いている今日は、12月25日のクリスマスで、これからERCPになるのですが、なんと7人の患者さんがERCPを受けるそうです。私は当然最後になりますので、夕方かな・・と思っています。朝から食べれないので、おなかがすきました。鎮静がうまくいって眠っている間に、1時間位で終わってくれるとうれしいな・・。鎮静はプロポフォールを予定しているので、終わってきてからは楽そうです。

 

 病室に帰ってきたら報告しますが、以前に鎮静が残った状態で怪しい自分の写真をアップして、覚えていない事があり、すごい顔だったので修正をかけた事があります。

 

 今回は、翌日かもしくは、肝生検が終わったときに報告させてください。

ちなみに、昨日はクリスマスイブのため、夕食にケーキがついて、ピラフとフライドチキンが出ました。以前に比べて、病院の食事がおいしくなったと感じますが、何関わったのでしょうか?私が年をとったのでしょうか?