労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

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菅野和夫氏の「いま 労働法を考える」その1

2014-06-03 | 書記長社労士 お勉強の記録
 日本の労働法学者の菅野 和夫(すげの かずお)氏は、東京大学名誉教授、日本学士院会員。労働政策審議会会長、中央労働委員会会長などを歴任された方で、昨年、 中央労働委員会会長を退任されたのち、独立行政法人労働政策研究・研修機構理事長に就任された。
その労働政策研究・研修機構のメールマガジンで、「いま、労働法を考える」というテーマの公開講演会が開催されるということを知った。

 安倍政権は、アベノミクスの成長戦略として、「雇用改革」を掲げ、解雇や労働時間法制をはじめとする労働法制の全面的な見直しを進めています。通常国会には、労働者派遣法の改正案が提出されています。国の労働政策や企業の労務政策は、この10数年の間に大きく変貌し、いまや非正規労働者の比率は40%に達しようとしています。このように働き方をめぐる状況は大きく変わりつつあります。いま、労働法はどうあるべきか、問われています。 本講演会では、長年にわたって労働法研究をリードしてこられた菅野和夫さんに、「いま 労働法を考える」を語っていただきます。


 菅野和夫先生と言えば、「労働法 第10版 (法律学講座双書)」、この本は、使用者側・労働者側問わず、弁護士も準備書面で引用去れ、菅野和夫「労働法」にはこう書いていると主張すれば、なかなか反論するのが難しいそうで、さらに裁判官も、判決を書く上で相当参考にしているだろうという。
そんな菅野和夫先生の公開講演会、しかも参加は無料だという、「聞き逃してなるものか!」とすかさず参加申込、勢い込んで、5月22日、明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロントへ行ってきた。

 今日から何回かに分けて、講演の内容をこのブログでメモしておこうと思う。
「いま労働法を考える これまでの変化に照らして」2014.5.22 明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント その1 (なお、【】内については自分のメモを記載したものです)
今日は手始めに「はじめに」の部分だけ。


 はじめに
身近になり、コンプライアンスの対象となった労働法。
雇用ルール、ワークルール、労働法の教育、若者の使い捨てが疑われる企業への重点監査。【コンプライアンスされているわけではない、関心対象となったということ。】
立法のラッシュ、揺れ動く労働法…政策プロセスの変化【三者構成の審議会から政府へ←最近は官邸から思いもかけない議論が降ってくる】労働法の基本が問われる時代へ。
今日のテーマ、いまの労働法を、これまでの変化に照らして考え、今後を少し展望。
その2へ続く

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