チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

人との出会い、興奮

2005-09-23 23:00:02 | 大切な人
 「人と人との出会いにはいつも興奮がある」と表現すると少しエッチな表現だと感じる人もいるかもしれないが、私はよく興奮する。特に「こんな人に会いたい」と思っていた人に会えると興奮がしばらくおさまらず、舞い上がってしまう気持をどうやって抑えるかに苦労する。

 でも、こんな気持は私だけではないかもしれない。
 今日出会った多くの人の表情には興奮があった。

 残念ながら私と出会って興奮しているわけではない。いつもの「いざわ」さんで開いた今日の赤提灯会で初代ロードスターを作った平井さんや、2代目-3代目(最新)ロードスターを作った貴島さん、そして翻訳家/作家の宮本さんに出会ったからだ。

 平井さんの話はとても興味深い話が多い。この方がいなかったらロードスターという車が現在のような車として存在せず、ひょっとしたら三代目も世にでなかったかもしれないと思う。

 このロードスターを作った時の経験談もとても興味深いが、この平井さんという人物、その考え方がとても興味深い。
こんな平井さんだが、なぜかは知らないが、私のことを気にかけてくれ私にいろいろなことを教えてくれる。でも、できの悪い私は、教えていただいたことのほんの一部を活かせているに過ぎない。

 平井さんの面白い取材記事が雑誌にのっていた。3代目ロードスターの取材記事で、そこに初代ロードスター主査の平井さんにも登場してもらい、ロードスターについて話をしてもらうことを狙った?もの。

 狙ったもの?という書き方をするのは、平井さんはそんなことはお構いなしで自分の話したいこと、本当に大事だと思っていることを語っている。車の話はほとんど出さず、文化のこと、そして若い人達と水琴窟を作っていることを語っている。

 ジャーナリストがなんとか車について語ってもらおうと質問を振っているが、全くお構いなし。最後に「新型ロードスターの印象はどうですか?」の質問には「乗ったことないから知らん」

 見事に自分のいいたいことを最後まで正直に言い切った平井さんはすごい。そして、これを記事として出した雑誌社もたいしたものだ。

 平井さんを通じての多くの人との出会い、今日もたくさんの新しい人と出会い、そして興奮した。