チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

さりげないサポート

2005-09-13 23:08:43 | 気づき
 おはずかしながら...

 最近風呂に入る前に必ず鏡の前でポーズをとる。前を向いてポーズ、後ろを向いてポーズ。

 ジムに通っている成果がだんだん出てきて筋肉が大きくなってきた。ジムで見る人達に比べるとまだお子様サイズだが、それでもトレーニングを始める前と比べれば明らかに違いがわかる。

 週3回通っている成果もあるが、それに加えて先生がトレーニングに付き合ってくれる効果も大きいことを今日あらためて感じた。

 
 肩の真ん中の筋肉を鍛えるマシーンを久しぶりに試そうと、重さ50kgにセットした。すぐに先生が近づいてきてマシーンに手を添えていつものようにサポートをしてくれた。8回くらいあげたところで私はもう限界を感じていたが、「あと2回!」という先生の声。
へろへろになりながら2回あげた。

 ぜいぜいいっている私に「重りが軽すぎますよ。もっと重くしたほうがいいですよ」と先生は言う。私は「この重さで限界です、これ以上重いと上がりません」と答えた。
それに対して「そんなことはないですよ」と先生は言って、他のトレーニングのサポートに入った。

 私は半信半疑で重さを20kg増やして再びトレーニングを始めた瞬間「あっ!」と気がついた。
20kg増えたのに、さっきよりも全然軽い。
先生がさっきサポートしてくれていたのは、重りを上げるサポートではなく、重量の負荷をかけることをしていたのだ。

 筋肉の発達は、①適切な負荷、②栄養、③休養で実現されるため、軽すぎるウエイトでは効果がない。

 サポートする相手の状態を見ながら、時には重量の負荷をかけることを先生はしていたのだった。

 トレーニングだけの話ではないと思う。

 時には負荷を取り除き、時には逆に負荷をかける。人の成長のサポートとはそういうものだと思う。
これがさりげなくできるととてもかっこいい。

 そういえば、先生の口癖は「すごいですね」。

 先生のサポートを受けて、自分の限界まで挑戦した時に、先生は必ずこの言葉を口にする。