今週大洗の小学校の総合学校をお手伝いしました。かなり寒い日でしたが久しぶりに大洗港を訪れてみました。港には通常多くのカモメが居ますがこの日は数が少なかったが岸壁近くに白い大型のカモメが浮いていました。嘴全体が黒くセグロカモメの幼鳥ではないかと思いましたが身体全体が白く、カモメを苦手とする私にとっては図鑑ではシロカモメ、ワシカモメの幼鳥にも似ていますがそれ以上は分かりません。(友人からワシカモメが最有力ではと私信でコメントを戴きました。) その内漁船の陰に居たスズガモも近くに泳いできましたのでデジガンしてみました。嘴の付け根が綺麗な白で縁取られたメスです。大洗水族館の駐車場で沖を見ると前回は少なかったクロガモの大きな群れが観察されました。遠くてもオレンジの嘴が目立ちます。
先週異常とも思える高い気温を記録しましたが、古徳沼群のオオハクチョウも北帰行に備えた飛翔訓練を始めました。幾つかの家族群は編隊を組んで遠く久慈川まで遠征飛行を繰り返し始めました。例年は3月中旬過ぎが北帰行の盛りとなりますが今年は早まるのではと思っています。そんな中14日には茨城県県民の森で早くもウグイスの初鳴きを聞きました。そして18日那珂川上流部で大空を飛ぶ5羽+のイワツバメを確認し、夏鳥の飛来も早まるのかなと思います。地球全体の温暖化が進み観察される野鳥の季節感も変わってきているようです。先にアップしたヤツガシラも春、秋の渡りの時に観察されることが多く、夏に長野県で繁殖した例があったとかはありましたが、冬場に常陸の国で観察されたのはやはり温暖化かなと考えさせられました。古徳沼のオオハクチョウの近況を添付してみます。
表題がバラバラですが、霞ヶ浦の近況です。先日、霞ヶ浦に出かけたときに出遭った状況です。最初に驚いたのは港に引き上げられた巨大な怪魚の塊です。近接した影像は少しグロテスクですので適当に距離を空けての影像添付です。アオコを食べて100cm以上にも大きくなる外来魚ハクレンです。毎年利根川でジャンプするハクレンの影像がTVで放映されますが、目も前に横たわる巨大群には圧倒されます。その近くではバンの幼鳥、堤防の陸側にはこの時期珍しいコサギの群れを見つけました。コサギの群れの近くにはタゲリの小群も確認できましたが影像はいまいちでしたので添付しません。中国大陸ではハクレンは四川料理で食されているようですが、日本ではだべる人が居ないため駆除の対象になっているようです。