常陸の国の鳥だよりで茨城県で冬季にアオバトを撮影できたのは初めてです。最初にアオバトが居ると連絡を頂いたのは2011年1月下旬でした。時間が出来て確認に出かけたのが2月6日、その日には公園のシラカシからマテバシイの樹を見て回っているときに飛び去る後ろ姿だけを認めただけでした。シラカシの樹の下を確認するとアオバトの特徴ある糞を確認撮影できました。電話をくれた方はシラカシの下の地面の上とシラカシ、マテバシイの樹の中で休むアオバトを認めて電話をくれました。もう戻ってこないとのことで帰宅、18日再度アオバトが戻ってきているとのことで19日に観察に出かけました。確かにマテバシイの樹の中でまどろむアオバトを確認し映像に収めました。アオバトがドングリを食べるとのことでシラカシの実を食べていると思っていましたが、シラカシの樹の下にはシラカシの実は既にほとんど無くなっています。シラカシより数倍大きなマテバシイの実はまだ多く残っていますが実の大きさは直径15mm長さ20mmほどある大きな実はアオバトの喉を通過させるのは無理だと思いましたが、帰宅後調べると大阪で窓にぶつかって死亡したアオバトの胃の中からアラカシの実が見つかったとの報告が見つかりました、笠間のアオバトもアラカシと同じように大きなの実のマテバシイの実を食べていた可能性もありそうです。アオバトとマテバシイ、シラカシの実、アオバトの糞を添付します。