2007年9月中旬以降の水戸市森林公園のサシバ・ハチクマの渡りの状況を示します。空が晴れていても展望台から西南の筑波山が霞んでいる日が多く、こんな飛にはサシバはあまり高く飛ばず、飛去とはカウント出来ません。お天気を見ながらの展望台通いが続きました。それでも22日には公園北東部から南西部に向かって高空を渡るサシバ３羽を観測、26日には同じように公園東北部から南西部に高空を飛翔する多くのサシバを掴まえることが出来ました。高空を飛ぶサシバを双眼鏡で掴まえるのに苦労します。9月末茨城県の南部利根川沿いでのサシバ観察会が盛況になることを期待しています。
暑い暑いと云っても秋真っ最中となった感じです。9月に入って10日ほど前からモズの高鳴きが聞こえ始めました。ここに来て朝から午前中に掛けて我が家の周辺の電線やアンテナの先にとまって暫く鳴いては、場所を少し移動し高鳴きを繰り返しています。縄張り宣言の真っ最中で今年初めてのことです。来春は近くで子育てをするのかなと期待しています。今朝撮影した影像を添付します。
水戸市の森林公園でサシバの渡り観察中近くに寄ってくるハシブトガラスの首から上の頭部と翼の一部に換羽中と思われる白い羽軸らしきものが見られました。
あまり綺麗な状態ではありませんがこの時期鳥たちは換羽中の固体も多く、先日はノスリの尾羽を拾いました。
常陸の国ではクマタカの羽も拾われることもあります。この羽は渓流釣りを楽しむ私の友人から取得した羽の鑑定を依頼され判定後譲り受けたものです。
換羽中のハシブトガラスを添付します。
先週から今週の水戸市森林公園の観察は充実していました。９日のハチクマの大きなディスプレイ飛行、１４日にデジガン付きでアップしました１３日のハチクマの至近距離からの観察、ツミ、ノスリ、１６日はオオタカのドバトとの追いかけっこ（狩は失敗）、お天気は渡りにはイマイチでしたがそれなりに楽しい観察ができました。お便りを戴きましたが、茨城県の南部でもサシバが飛び始めているようですね
８月１５日から９月１６日までの１ヶ月間のワタリ観察結果を添付します。
水戸市森林公園のサシバ・ハチクマの渡り観察を続けて５年経ちますが、この間公園を通過するハチクマが時々公園内に降りて休みます。こんなときデジカメを持って行ってなく残念に思ったこともしばしばです。通常は観察が主ですので双眼鏡と望遠鏡、三脚、椅子を持って行くのが精一杯で３００ｍｍと云っても望遠レンズを付けたカメラを持って展望台まで歩くのはかなりシンドイものです。
昨日、久しぶりに重い思いをして展望台までもって行きました。サシバやハチクマの数は多くありませんでしたが、ハチクマが公園内に降りてきて２００ｍ位先の樹の上に止まりました。そして何回も飛び上がりを繰り返し、最後は展望台の近くまで来てくれました。その後展望台の上を通過したノスリのアップと併せて添付します。
