常陸の国の鳥だより

常陸の国、茨城県水戸市周辺の季節の野鳥の動きをアップしています。

御前山の野鳥が可哀そうです。

2009-05-31 09:19:41 | 野鳥

2009年今年は御前山探鳥会残念ながら実施できませんでした。数年前から探鳥コースで野鳥撮影する方たちが増加したことです。南の国から子育てのために日本まで渡ってきてやっと見つけた最高の場所でしたが落ち着いて子育てができなくなってしまいました。一眼デジタルカメラと望遠レンズの発達で誰でも野鳥撮影が簡単にできるようになったためではないかと思います。野鳥を愛し可愛らしい姿を撮りたい気持ちは十分分かりますが、野鳥達は多くの人たちが変わりばんこに子育ての間休みなくカメラを向けられていたらかなりストレスがたまるのではないでしょうか、数年で野鳥が姿を消してしまうのではないかと心配しています。本blogでも野鳥の姿をご紹介させてもらうことが多いですが、野鳥にストレスを与えないように原則車内からの短時間撮影を心がけています。


常陸那珂の海岸でシロエリオオハムの夏羽に逢いました

2009-05-25 09:03:26 | 野鳥

友人からシロエリオオハム夏羽に逢ったとのご連絡を戴きました。しかし連絡のあった日には既に居なくなったとのコメントも戴きましたが何としても夏羽に逢いたくて翌日空振りでも元々と常陸の海岸を南から探しながら北上、途中で友人に遭遇観察のポイント、注意点を教わり港に到着、漁船の陰に居たシロエリオオハムに逢えました。夏羽は初めての観察で夢中でデジガンのシャッターを切り改めて観察すると本当に綺麗な野鳥でした。昨年はオオハムに5月の始に逢いましたが冬羽でした。前頚の色が紫色光沢を帯びた黒色で上面は黒で白斑が目立つ大型の水鳥でした。Siroeri_0569 Siroeri_3167


2009年今年もホトトギスが渡ってきました。

2009-05-23 16:28:46 | 野鳥

2009年5月23日、今年も常陸の国にもホトトギスが渡ってきました。今年は少し遅く心配してました。ホトトギスはカッコウやツツドリ、ジュウイチと同じトケン類に分類され他の野鳥の巣に産卵しその鳥に育児を任せてしまう鳥、常陸の国ではホトトギスは比較的身近な鳥です。先にアップしました山地ではツツドリは4月23日に大子で初認していますのでホトトギスよりかなり早く渡ってきているようです。今日、5月23日朝6時半頃愛犬の散歩でホトトギスのトッキョキョカキョクと鳴く声聞きました。

昨年までの初認日を下に書き出して見ましたが、およそ5月10日から22日の間に渡ってきます。2008年は5月18日、2007年は5月19日、2006年は5月11日、2005年は5月20日、2004年は5月22日、2003年は5月22日、2002年は5月18日、2001年は5月21日となっていています。

托卵した卵が孵化し、托卵先の鳥の卵を排出してしまう雛の成鳥を監視するようにホトトギスの親鳥がやかましく鳴きながら飛び回るようにようになるのもそう遠くないと思います。


アオハダの花とジキタリス

2009-05-19 14:50:23 | 日記・エッセイ・コラム

連休も終わり世の中新型のインフルエンザが猛威をふるいそうで街中には出かけられません。我が家の庭ではアオジは既に飛去、ツバメが虫を求めて上空を飛び回っています。そして一杯植えてある雑木の新芽が一斉に伸びはじめ庭木の剪定に手が掛かります。そんな中我が家のシンボルツリーの株立ちアオハダに今年は初めて花が付きました。秋に実が付き、野鳥がやって来るのが今から楽しみです。我が家のシンボルツリーのアオハダと花、それに根元で毎年花を咲かせる白いジキタリスを添付します。ジキタリスは赤が多いようですが我が家は白ですAohada_0481 Aohada_0519_2

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涸沼で出会った40羽のチュウシャクシギ

2009-05-14 11:54:51 | 野鳥

少し前になりますがゴールデンウイークに涸沼で40羽のチュウシャクシギに出会いました。チュウシャクシギといいましたが固体によって嘴の長さや大きさが異なり、図鑑などによればチュウシャクシギの嘴の長さは頭の2倍、ダイシャクシギは3倍位と解説されていますが出遭ったチュウシャクの群れの中には嘴の長さが頭の1.5倍から2.5倍ほど異なる固体もありましたので背中の羽の模様、胸から腹、腹から尾羽にかけての模様などを見比べていました。棲息環境なども考えると全てチュウシャクシギと私なりに結論付けました。幾つかの影像を添付させてもらいます。 Chuusyaku_mg_3078 Chuusyakushigi_125_2 Chuusyaku162