2009年今年は御前山探鳥会残念ながら実施できませんでした。数年前から探鳥コースで野鳥撮影する方たちが増加したことです。南の国から子育てのために日本まで渡ってきてやっと見つけた最高の場所でしたが落ち着いて子育てができなくなってしまいました。一眼デジタルカメラと望遠レンズの発達で誰でも野鳥撮影が簡単にできるようになったためではないかと思います。野鳥を愛し可愛らしい姿を撮りたい気持ちは十分分かりますが、野鳥達は多くの人たちが変わりばんこに子育ての間休みなくカメラを向けられていたらかなりストレスがたまるのではないでしょうか、数年で野鳥が姿を消してしまうのではないかと心配しています。本blogでも野鳥の姿をご紹介させてもらうことが多いですが、野鳥にストレスを与えないように原則車内からの短時間撮影を心がけています。
2009年5月23日、今年も常陸の国にもホトトギスが渡ってきました。今年は少し遅く心配してました。ホトトギスはカッコウやツツドリ、ジュウイチと同じトケン類に分類され他の野鳥の巣に産卵しその鳥に育児を任せてしまう鳥、常陸の国ではホトトギスは比較的身近な鳥です。先にアップしました山地ではツツドリは4月23日に大子で初認していますのでホトトギスよりかなり早く渡ってきているようです。今日、5月23日朝6時半頃愛犬の散歩でホトトギスのトッキョキョカキョクと鳴く声聞きました。
昨年までの初認日を下に書き出して見ましたが、およそ5月10日から22日の間に渡ってきます。2008年は5月18日、2007年は5月19日、2006年は5月11日、2005年は5月20日、2004年は5月22日、2003年は5月22日、2002年は5月18日、2001年は5月21日となっていています。
托卵した卵が孵化し、托卵先の鳥の卵を排出してしまう雛の成鳥を監視するようにホトトギスの親鳥がやかましく鳴きながら飛び回るようにようになるのもそう遠くないと思います。