2013年の水戸市森林公園でのタカの渡り観察もいよいよ最終盤です。9月28日この日も早朝からオオタカ、ミサゴと出現し大きな最後のタカの渡りが見られるかと期待しましたが期待通りとは行きませんでしたがそれでもハチクマが3羽も出てくれました。最初はハチクマとサシバがペアで出現2羽でしばらく併帆した後西に飛去、その2時間後今度はハチクマがトビとペアで展望台上空に、そこにもう1羽のハチクマが更に高空から現れ3羽でしばらく飛んだ後ハチクマ2羽は西に渡っていきました。ハチクマとサシバ、ハチクマとトビ、ハチクマとハチクマの映像を添付します。水戸市森林公園でのタカの渡り観察も9月30日で終了させていただきます。10月に入りましたら2013年のまとめを行って本ブログにアップさせていただきます。
水戸市森林公園大鍋展望台のタカの渡り観察も終盤に入りました。今日までに展望台で観察されたサシバは500羽を超えました。ハチクマはここ数年で最高の48羽をカウントしています。昨日は台風一過で快晴期待しましたがイマイチでした。今日、18日も昨日に続き快晴、北東の風で期待が膨らみます。7時50分にオオタカ、58分にハチクマ8時14分にサシバと休む暇もありません。8時40分東方でサシバが8羽、ハチクマ1羽がタカ柱を作って立ち上がり南西に飛去、8時45分サシバ5羽、ハチクマなど、その後もノスリ、ツミ、ハチクマ、サシバと飛び出し、300度の展望と日光男体山、那須の茶臼岳を遠望しながら楽しいカウントを続けました。
水戸市森林公園タカ渡り調査グループを結成して10年以上になりますが、2013年は記憶に残る素晴らしい結果となりそうです。2013年7月20日タカ渡り観察を前に森林公園森の交流センターでタカの渡り勉強会を開催しました。サシバやハチクマが何故渡りをするのか何処まで渡っていくのか、棲息環境はなどスライドを用いてお話をしました。参加者の中に小学生の女子が居ましたので易しく説明しましたが、お話が終了するやノートを元に元気にいろいろな質問を挙げてきました。夏休みの自由研究でタカの渡りについて調べたいとのこと講師陣としては大変うれしい話です。調査グループの実際の観察開始は8月15日からですが、15日に展望台に行くと既に13日から自主的に観察を開始していたので更にびっくりしました。それから連続して展望台で気温、風向きなどを含めて観察を続け、研究結果をまとめて学校に提出、今回見事に金賞となったようです。保護者の許可をえましたのでお名前は出せませんが成果のさわりをアップさせていただきます。我々の野鳥観察の手引きにもなると思います。