総合学習で幾つかの小学校を訪問しています。9月から10月は夏鳥が南に去り、冬鳥の到着が遅れるなどで指導に苦労します。昨日は水戸市森林公園近くの小学校を訪問、学校の周辺での野鳥観察をするため学校南側の谷津田を回りましたが期待のジョウビタキには逢えません。しかし学校近くに戻ってくると待望のジョウビタキの声、そして、オス、メスのジョウビタキが至近距離に寄って来てくれました。子供達もナンテンの実を食べるジョウビタキを初めて観察、同行してくれた学校の先生の小さなデジカメでも撮影が可能な距離です。先生にお願いして私のblogでアップすることの了解をもらい、その時の影像を戴きました。画像の切り取りはしていません。
10月21日(日)野鳥の会茨城支部の探鳥会が御前山で行われ参加してきました。まだ、冬鳥の飛来が少なく、野鳥の声も少ない寂しい探鳥会でしたが、コースの周辺には晩秋の山野草が花をあちらこちらで咲かせ、リーダー始め参加者の皆さんも野草に詳しく結構楽しい探鳥会になりました。
そんな中薄暗い斜面に目立つ赤い小さな実をぎっしり付けた直径5~7cm、高さ10cm赤い塊が目に付きます。マムシグサの実とのことでデジカメしてきました。帰宅後植物図鑑をめくってみるとサトイモ科テンナンショウ属に属する草で6月頃ヘビが鎌首を持ち上げて舌をペロペロ出したような花を咲かせるのでマムシグサの名がついているようです。2点添付しますが常陸の国ではよく見かける情景です。