常陸の国の鳥だより

常陸の国、茨城県水戸市周辺の季節の野鳥の動きをアップしています。

中里溜のハシボソガラス

2011-04-27 12:50:11 | 野鳥

オオハクチョウが北帰行を終えた中里溜で咲き終わったソメイヨシノに代わってヤエザクラが咲き始めました。那珂市静峰公園のヤエザクラも満開で週末は込み合いそうです。そんな中里溜で居残っている3羽のオオハクチョウにパンなどの餌を可哀そうだと与えに来る人がいます。震災で壊れた堰堤を保護するために水を落とした湖面まではかなりの距離があるため投げたパンが堰堤の途中に止まってしまいます。そのパンをねらってハシボソガラスが1羽人間の近くのフエンスに止まっています。頭がよく警戒心の強いカラスをデジガンするのは難しく、私のファイルにも今までハシボソガラスのクローズアップはありませんでした。今回、ヤエザクラをバックにデジガンできたハシボソガラスを添付します。

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2011年度湛水を開始すると云われている御前山ダムに行ってきました

2011-04-20 21:00:05 | 野鳥

常陸大宮市伊勢畑の相川に建設中の御前山ダムを見に行ってきました。御前山の探鳥地としては今は赤橋の際にある道の駅から光都川を遡るコースがメインですが20年前は御前山の北を流れる相川周辺が素晴らしい探鳥コースでした。この相川が堰止められ御前山ダムの工事が行われ堰堤が完成し、今年から湛水が始まるようです。今日、この御前山ダムと周辺を歩いてきました。ダムの形式はロックフィルダムで大きな積み重ねられていました。まだ最後の工事は継続しているようです。堰堤の下部からと排水路、湛水するダム上部、湛水後に観察される山桜に覆われたダム湖周辺の山、道路に出てきたコジュケイを添付します。

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2011年4月13日現在の古徳沼のオオハクチョウ5羽から10羽と増える

2011-04-14 14:08:03 | 野鳥

古徳沼群のオハクチョウは3月29日に33羽であったが3月30日には5羽となりました。その後周辺の溜や池に残されていたオオハクチョウがパラパラと集まってきて13日には10羽と増えましたが、沼での給餌はありませんので近くの麦畑で採餌しています。この群れには足を骨折している幼鳥1羽が含まれていますが、なんとか麦畑まで飛んでいき採餌しています。14日には沼に残っているオオハクチョウは骨折した幼鳥1羽を含む3羽となり7羽まとまって先に北に向かったようです。沼では既に桜も満開ですがカモ達も40羽程しか残っていません。今シーズンの水鳥の季節は終了です。麦畑のオオハクチョウと桜が咲きだした沼の状況をアップします。

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Doctor-Heliの活躍を身近で感じた

2011-04-11 14:18:55 | インポート

茨城県でも2010年から標記Doctor-Heliが活躍しています。昨年、水戸市森林公園でサシバの渡り観察中何回かサシバ観察の望遠鏡に飛び込んできていました。大抵は水戸市森林公園の東側を南から北に向かって飛び、着陸してから15分位で飛びあがり南に搬送していました。今回、古徳沼でカモを観察中低空で飛来しふれあいの杜公園に着陸しました。中里の溜のカウントもしなければなりませんのでふれあいの杜に回ってみました。Doctor-Heliはふれあいの杜公園の芝生広場に着陸していました。まもなく救急車が到着患者を乗せて南に飛び去れました。Doctor-Heliは頼りになる存在です。昨年、北欧のノルウエイからデンマークに向かう客船に乗船した時にノルウエイの救難Heliが船の真上に飛来船内で急病になった船客を空中から救出した場面に遭遇したことを本ブログ(2010/07/15)でご紹介しましたが、世界中で大活躍しています。

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2011年4月1日那珂市にツバメ飛来(初認)

2011-04-07 20:38:43 | 野鳥

今年も日本列島の南からツバメ初認の報告が上がってきていました。那珂市でも4月1日毎年営巣し子育てをしている場所の上空をツバメが飛びました。本年度の初認です。4月6日前年に巣を造った場所の前の電線に止まりましたのでデジガンしました。今年も元気に子育てをしてくれることに期待しています。今年は大地震で古徳沼の堰堤が破損しオオハクチョウの大きな群れは例年より数週間早く北に向かい現在は少し具合の悪そうな幼鳥を含む6羽のオオハクチョウが7日現在も滞在するだけです。ツバメ達の元気な子育てが始まることに期待しています。

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