オオハクチョウが北帰行を終えた中里溜で咲き終わったソメイヨシノに代わってヤエザクラが咲き始めました。那珂市静峰公園のヤエザクラも満開で週末は込み合いそうです。そんな中里溜で居残っている3羽のオオハクチョウにパンなどの餌を可哀そうだと与えに来る人がいます。震災で壊れた堰堤を保護するために水を落とした湖面まではかなりの距離があるため投げたパンが堰堤の途中に止まってしまいます。そのパンをねらってハシボソガラスが1羽人間の近くのフエンスに止まっています。頭がよく警戒心の強いカラスをデジガンするのは難しく、私のファイルにも今までハシボソガラスのクローズアップはありませんでした。今回、ヤエザクラをバックにデジガンできたハシボソガラスを添付します。
古徳沼群のオハクチョウは3月29日に33羽であったが3月30日には5羽となりました。その後周辺の溜や池に残されていたオオハクチョウがパラパラと集まってきて13日には10羽と増えましたが、沼での給餌はありませんので近くの麦畑で採餌しています。この群れには足を骨折している幼鳥1羽が含まれていますが、なんとか麦畑まで飛んでいき採餌しています。14日には沼に残っているオオハクチョウは骨折した幼鳥1羽を含む3羽となり7羽まとまって先に北に向かったようです。沼では既に桜も満開ですがカモ達も40羽程しか残っていません。今シーズンの水鳥の季節は終了です。麦畑のオオハクチョウと桜が咲きだした沼の状況をアップします。
茨城県でも2010年から標記Doctor-Heliが活躍しています。昨年、水戸市森林公園でサシバの渡り観察中何回かサシバ観察の望遠鏡に飛び込んできていました。大抵は水戸市森林公園の東側を南から北に向かって飛び、着陸してから15分位で飛びあがり南に搬送していました。今回、古徳沼でカモを観察中低空で飛来しふれあいの杜公園に着陸しました。中里の溜のカウントもしなければなりませんのでふれあいの杜に回ってみました。Doctor-Heliはふれあいの杜公園の芝生広場に着陸していました。まもなく救急車が到着患者を乗せて南に飛び去れました。Doctor-Heliは頼りになる存在です。昨年、北欧のノルウエイからデンマークに向かう客船に乗船した時にノルウエイの救難Heliが船の真上に飛来船内で急病になった船客を空中から救出した場面に遭遇したことを本ブログ(2010/07/15)でご紹介しましたが、世界中で大活躍しています。