常陸の国の鳥だより

常陸の国、茨城県水戸市周辺の季節の野鳥の動きをアップしています。

2006年12月末の古徳沼へのハクチョウの飛来状況

2006-12-29 11:06:57 | 日記・エッセイ・コラム

2006年12月末、古徳沼へのオオハクチョウの飛来数が90羽に近くなっています。12月6日に60羽を超えてから順調に増え、田圃で採餌する情景も見られるようになっています。茨城県北部へのオオハクチョウの飛来数もカウントを続けている溜や池での総数も482羽となってきましたが、ここに来て飛来数の増加が止まっています。年末寒波の到来が予想されていますのでその後急激に増えるのではと思っています。

ところで、現在飛来しているオオハクチョウの1羽の嘴の根元近くまで黒い模様が広がっている固体が見かけられます。嘴が黒くなっているのが病気なのか分かりませんが暫く様子を見続けたいと思います。

先にもアップしましたが、その後も那珂市の田圃で採餌するオオハクチョウの群れが見られました。その状況と正常なオオハクチョウと上記オオハクチョウの嘴のアップ画面を添付します。Nakasatohakuchou_0824

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サザンカの蜜を吸うメジロ

2006-12-26 15:37:48 | 日記・エッセイ・コラム

午前中に団地の公園を覗いてみたらサザンカの樹にメジロがいっぱい集まって来て、サザンカの花から蜜を吸っているのを見つけました。午後、再度デジガンをもって再訪してみましたがあんなにいっぱい居たメジロの姿が見えません。暫くベンチで休んでいると数羽のメジロが姿を現し数本あるサザンカの樹の中を移動し始めました。しかし、なかなかファインダーの狙いが定まりませんでした、そこでこちらが地面に座る込みメジロが落ち着いて蜜を吸い始めるまでカメラを構えずに待ってみました。

そんな苦労の甲斐があって添付の影像を得ることが出来ました。何時もは車内からの撮影ですが、公園内ではオープンですのでこちらからは近づけず時間をかけての撮影が必要となりました!

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谷津干潟の珍鳥ズグロカモメに逢っていた

2006-12-22 13:38:18 | 日記・エッセイ・コラム

2006年11月27日に前日26日に訪れた千葉県の谷津干潟のアオサの実態をアップしましたが、その時にハマシギとカニを食べるユリカモメとして間違えてズグロカモメの影像を添付してしまいました。blogを訪れた友人からユリカモメではなくズグロカモメなのではとのご指摘があり図鑑でチェックした結果明らかにズグロカモメでしたので11月27日のblogから削除し、改めてアップのし直しを行います。(ご指摘有難うございました。)

常陸の国で見られる小型のカモメは略全てがユリカモメですので頭からユリカモメだと思っていました。たまたまカニを捕食していましたのでデジガンに収めておいたものです。しっかりした観察の重要性を改めて認識しました。

ズグロカモメは中国東北部方面で繁殖しているが世界の生息数は3000羽位と推定されている。冬鳥として日本に飛来するそうですが九州や沖縄が飛来地の主な場所で東日本では飛来数が極めて少なく谷津干潟で数羽が観察される程度の珍しいカモメのようです。見分けは静止時に尾の先に出ている翼先端の白黒の斑が目立つことです。

Zuguro_1121


涸沼でミサゴを身近で観察

2006-12-19 16:03:22 | 日記・エッセイ・コラム

ミサゴは常陸の国では意外と多く、鳥見に出かけると良く出会います。しかし、出会いは上空を飛翔するか、遠くの木の先に止まっているかです。先日涸沼に出かけた時堤防から比較的近い湖面に突き刺してあった釣り船の繋留用の竹棹の先端に止まっているところに出遭いました。車内からの撮影ですが比較てきクローズアップで撮影が出来ました。

涸沼は冬になるとオオワシやオジロワシも飛来する場所で餌となる魚の獲りやすい場所です。洪水を防ぐとのことで一時期護岸がコンクリートで固められ、周辺からの雑排水の流入などで環境が悪化しましたが、雑排水の流入の減少で水質など少し環境が良くなった感じがしますが魚が卵を産む葦は殆ど無く周辺の河川の岸での産卵でかろうじてミサゴやオオワシの餌となる魚が生産されているのではないかと思います。

涸沼の素晴らしい自然を活かすため葦原の再生が望まれます。

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2006年12月東海村沖にクロガモ多数

2006-12-15 07:14:30 | 日記・エッセイ・コラム

2006年1月に茨城県大洋村の沖に多数のクロガモが来ていることをアップしましたが、この12月東海村の沖に既に100羽以上のクロガモが来ているのを確認してきました。クロガモは潜水し貝を採って食べると云われていますので来春の潮干狩りも大漁が期待できるのではないでしょうか、その他、海ではカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、シノリガモ、ウミアイサが見られましたが年が明けて寒さが増せはヒメウ、シロエリオオハムなども観察できるようになると思われます。

クロガモは嘴がオレンジ色で体色は黒、一斉に潜水しカイツブリほどでは有りませんがカモの仲間としては比較的長い間潜れます。

今回は渚から遠く私のデジガンでは大きく写せませんでしたので1月のクローズアップも一緒に添付します。

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