浮かび上がる八経ヶ岳(弥山より)
令和6年7月24日(水)
3日目 山上ヶ岳~弥山まで
3日目の行程も長い。昨日同様、朝4時に出発する。山上ヶ岳山頂はもちろん真っ暗である。そのまま素通りして南に向かい下り始める。すぐに斜面のトラバースがあるが真っ暗なためヘッドライトをつけてるとはいえ様子が良く分からず怖い。滑ったらどうなるのか?恐る恐る進む。そこを過ぎればはっきりとした登山道である。
小笹ノ宿避難小屋につく頃は白んできた。昨夜の宿坊では水を補給することが出来なかった。小屋の裏手を流れる小さな沢で水を汲む。2.5リットルを満タンにする。小屋で朝食の2回目をとる。
山上ヶ岳の東側ルートの女人結界。静かな登山道が続く。
大普賢岳が大きく近づいてくる。
大普賢岳山頂到着。このころはまだ元気であった。
山頂からの景色。
急な下りから先を進む。稲村ヶ岳を望む。ところどころで岩場が出てくる。
これから目指す弥山(と思う。)は、はるか向こうに見えてそれだけ気が萎える。こんなことではどうする。
行者還岳の山頂は登山道からすぐなのであるがパス。行者還避難小屋まで進む。ここで小休止、エネルギー補給。
弁天森と山頂三角点。
弥山への登りは辛かった。この先、写真を撮る余裕は全くなかった。ひたすらハーハー言いながらの登りである。
ようやく弥山小屋に到着。水は2リットル消費していた。
小屋で手続きをして荷物を入れ、空身で弥山山頂へ散策に出かける。鳥居を2つ潜る。
弥山山頂到着。
弥山神社は小さな社である。2礼2拍手1礼をして参拝。
明日向かう八経ヶ岳にはガスがかかっている。
小屋に戻り夕食をいただく。なんと冷たい缶ビールを販売しており、これは買わずにはいられない。1日の疲れが吹き飛ぶような美味しさであった。
夜半より降雨となり少し心配になる。雨の縦走、登山道がぬかっていたりしたらたまらない。明日の晴れを信じて、就寝する。
続く