平成25年4月29日(月)
連休の1日、会社の休みを取って尾瀬・平ヶ岳を目指した。
水曜日の天気予報が雨で、この日しかない・・・・・と思い出かけた。
鳩待峠への一般車両の通行規制(早朝に現地入りできない)
や入山区域の制限などがあって、なかなか厄介である。
本当は、バックカントリーで行きたかったが、日帰り行程を兼用靴で
こなすことは困難(足が痛い・攣る)と思い、それならばスノーシュー+登山靴で
いけば何とかなるんではないか・・・・と考え、のこのこ出かけたのである。
山は、稜線では沈まないザラメ雪か稜線はクラストしていて、歩くには
苦労がないと思っていた。
そもそもスタートからして考えが甘かったのである。
29日に日が変わってすぐ、鳩待峠の駐車場に到着。
駐車場への入口は、傾斜になっておりしかも積雪が凍ってつるつるになっていた。
もちろんスタッドレスタイヤであるが1回では駐車場に入れず、バックして勢いをつけて
入口の傾斜をなんとかクリア。
目覚まし時計を3時にセットし、仮眠を取るが寒かった。
朝食を取りヘッドライトをつけて出発。3時半過ぎの鳩待休憩所、真っ暗。
連休ということもあり、山の鼻へ向かうルートはトレースがばっちり。
もし、スキーで来ても暗闇の中、滑り下りる気はしない。
月明かり。
早朝の山の鼻。テント宿泊の登山者がぽちぽち起きだしている。
至仏山と月。燧から登る朝日に赤く染まり始めている。
こちらが燧ケ岳。ちょうど日が出てきた。
猫又川沿いに進みスノーブリッジを左岸に渡る。
先を行き先行者。このかたはバックカントリー。
バックカントリーのガイドによればこのすぐ右の小尾根に取りつき大白沢山に
向うのであるが、どうしても人のトレースを利用したくなる。
事前のルート検討では確かにススケ峰をまわって進むルートもあったので、
このままついていく。
いわゆるラッセル泥棒か。
トレースを外すとけっこうスノーシューが沈み込む。
こそ泥をしたくなるというものだ。
ススケ峰の東斜面を巻きながら大白沢山を目指す。
目指す平ヶ岳は、まだまだ遠い先である。
宇宙の彼方か。
そろそろ限界を感じてきた。
あ~、体力不足。
しかし・・・・・とにかく目標の平ヶ岳だけは見ておかなければ・・・・。
<<<続く>>>