23年6月15日
必死で登り続けた甲斐駒ケ岳への道。
黒戸尾根。
北沢峠からの登山道が合流。
白い花崗岩の砂の登山道をもう一登りすれば山頂です。
山頂の祠が見えます。
遂に・・・・・遂に山頂到着しました。
山頂標柱と三角点。
こちらがさっき山頂と間違えたところ。
残念なことに、天気は回復せず、相変わらずのガス模様。
そんな中、奇跡でしょうか。
一瞬見えた摩利支天の頂き。
本当はこんな景色を期待していたのですが↓。
http://mtpanorama.net/100/077kaikoma/kaikoma01/
とりあえずお決まりのパチリ1枚。
疲れ切った顔です。
他には単独の方、2人組のパーティがいました。
何にも見えませんでしたが山頂に到着するときに撮った動画↓。
まだたっぷりの下山が待っています。
展望もなく帰りの時間も気になるので下山開始をしました。
最後に振り返って見た甲斐駒ケ岳。
そして、行く手はこんなガスの道。
長い下りの始まり。
途中の奇岩。上から見た二本剣。
ちょっと明るくなりました。
でも展望はまったくダメ。
どんどん下る。
どんどん下る。
ひたすら下る。
下る。
下る・・・・・・。
甲斐駒ケ岳は信仰の山。
途中、ちょこっと見つけたもの。
割れた大岩のてっぺんにも何やら石碑が立っています。
下り続けます。
刀渡りの下り口。
つつじがきれいです。
足元にはイワカガミが咲いていました。
まだまだ下りは続きます。
ほんとに長い下りだ。
やっとのことで出発地点のつり橋に到着。
出発は午前3時33分で真っ暗だった。
ここに戻ってきたのが午後3時41分。
12時間を超えた激闘???でした。
このコースはトレランの人が多く入っており、今日も4人ほどいました。
早い人は、登りで2時間半を切るそうです。
まあ、軟弱な(相当、頑張ったつもりですが)自分とはまったく異次元の人でしょうが。
駒ケ岳神社に無事を報告して駐車場までもう少し。
なんとか明るいうちに帰着することができました。
コースタイムの予定では6時を過ぎるかもしれないと考えていましたので。
だれかの言葉ではありませんが「よくやった。自分で自分を誉めてあげたい。」
今回の感想。
疲労と充実・残念な展望。
■今回のコースタイムです。
03:25 駐車場 出発
03:33 登山口・駒ケ岳神社のつり橋
05:00 横手・白州分岐
06:46 刀利天狗
08:18 七丈第一小屋
09:22 八合目・御来迎場
10:35 甲斐駒ケ岳山頂
12:07 七丈第一小屋
14:31 横手・白州分岐
15:41 つり橋
15:50 出発地駐車場 帰着
■そして今回の費用です。
1250円 道路通行料・行き 八王子IC~長坂IC
1100円 道路通行料・帰り 韮崎IC~八王子IC(20号を戻りました。)
2200円 ガソリン代(走行距離280km。燃費17km/L・ガソリン135円/Lとして)
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4550円 合計(飲食費含まず)
日本百名山 第51座 南アルプス・甲斐駒ケ岳 終わりました。
さてさて、次は、どこを目指そうか。