いよいよ新しい年の幕開けです。昨夜からジャックデリダの『プシュケー』(岩波書店)を読んでいます。言葉の広がり、コノテーションの奥深い意味を繊細に辿る筆致に感動しています。
昨年は、『来るべき詩学のために(一)』を刊行しました。今年は『来るべき詩学のために(二)』を前半に予定しています。(五)までは原稿はできているのですが、推敲と編集で時間がかかっています。校正のミスがあるので、慎重にしなければと自ら戒めています。
もう一人の注目している作家は柄谷行人氏です。「世界共和国」の構想は魅力的です。昨年の「現代思想」1月増刊号の「柄谷行人の思想」と「思想」12月号「10年後のジャック・デリダ」を読み込んでいます。
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