東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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受験は精神力!

2015-09-02 12:19:06 | 高校生さん

9月に入り、一気に秋めいてきましたね

昨日の雨には私も帰りに打たれてしまいました

この時期から、だんだん受験生の体調が気になります

 

今年は大学受験が中心の当教室ですが

来年は高校受験・大学受験ともに生徒数も多く今から各2年生の進学に向けて

慎重になっています

また内部進学の国私立の生徒さん達の学習にも対応し、既に気ぜわしい雰囲気です

 

毎年、受験せいさん達への取組みをご提案し、学習内容やカリキュラムを制作していますが

学校の取組みや生徒さん達の進学に対する意識が非常に大きく影響しています

学校の取組みで言うと、本当に生徒さんの希望する進学に向けて指導してくれているのか?という点です

ただ、学校は勉強だけでなく、その生活から学ぶ事も目的としていますから

進路が全てではないでしょう

しかし、希望する進路に向けて適格な指導や教材を提示しているのか?という部分ではやや不安が残ります

そんな中、学校の取組みが良く順調に伸びている生徒さんがいます

 

今年の高校3年生のある生徒さんの学校は取組みが非常に良いと感心しています

目標にあった指導と教材を使用し、こちらの指導と共鳴しているので成績の伸びがスムーズです

そこに加えて生徒さんの精神力がマッチングしました

中学生の頃、高校受験も当教室から受験したこの生徒さんは「宿題」をサボらないという学習が徹底しています

高校受験の頃は公立中学でしたので学校からの宿題はさほど多くはありませんでした

なのでこちらからの宿題が膨大になったのですが、それでもしっかり取組み「作業」にせず

宿題をこなしていました

今、大学受験に向けては学校からの宿題や課題、そしてこちらからの宿題と課題で

こなさなくてはならない学習量は当時の2倍はあるでしょう

しかし、その膨大な量を淡々とこなしてくるのです

部活動も兼部し、よく時間を確保できる物だと感心します

 

多感な時期の高校生にとって、大学受験は自身の将来を初めて具体的に考えるきっかけになるでしょう

ただ親の言いなりに受験する子は表面的には「いい子」に写りますが、そこに「自分の意志」がなければ

人生の目標を見いだすのも難しくなるように思います

何がその人にとっての幸せか?は本人にしかわからない物ですよね

 

話がそれましたので戻します

その生徒さんを見ていて感心するとともに、成績がなかなか伸びない子との違いを考えると

「精神力」という言葉が浮かんできます

誰でも仕事が山積みになっているのを目の前にしたら、ブルーな気分になりますよね?

「こんなに!?」と思うと、ついダラダラとなります

しかし、その仕事は終えなければ終わらないんだから・・!

と思い直し、ペースを早めて頑張る人と

「誰か手伝ってくれないかな~?」

「こんなにあるんだから、期日を守れなくても許されるだろう・・」

と意欲的にこなさない人もいるものです

強い精神力を持っている人は後者の訳はありません

意欲的に仕事をこなす人が他者から評価されない事はありません

成績が伸びない訳もありませんよね

 

授業の最後に宿題を出された時の反応は

「そんなにやるの!!」「減らして~~」と抗議の声が聞こえてくる時もよくあります

しかし、3年生は違います

いえ、3年生になるまでにそうした発言をする事が恥ずかしい事だという事を自覚できなくてはいけません

3年生になったらもっと増えるんですから・・・

 

宿題や課題を意欲的にこなす精神力は鍛えなくては養われません

誘惑に直に負ける弱さ

それは大人になったからと改善される物ではないんです

学生時代に強い精神力を鍛えた人が受験で成功し、自分の路を見つけ出すのでしょう

 

高校生は親が思っている以上に大人です

なるべくなら子ども本人にその先の路を選ばせたい所です

しかし、その思考力や経験値の低さから正しい進路選択が出来るとは限りません

なので誤った路を選択したり、危険そうな時はやはり親が制する必要もあります

 

学生である今は精神力を鍛える事が自分の人生を明確にして受験に勝つ事に繋がります

2年生、気持ちを引き締めて行きましょう!