あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

冬支度

2018-06-21 | 日記
秋から冬へ、ここニュージーランドでも冬至を迎えた。
クライストチャーチの日の出は8時、日の入りは5時。
冬至の頃というのは、1日ごとの日の出と日の入りの時間がほとんど変わらない。
スキー場もハットはオープンしたが、クラブフィールドはもうちょっと先である。
今の所、雪はまだそんなに多くないが、今年はそれなりに山も冷えているので、雪が降れば根雪になるだろう。
シーズンが始まる前に準備もそれなりに必要で、ここ1週間ほどは着々と冬に備え働いた。
スキーは馴染みの職人、ハンピーにチューンアップしてもらいピカピカになった。
スキーウェアー、バックパック、雪崩対策セット一式をひっぱり出して装備チェック。
去年買った愛車、銀八号の車検を通し、上にスキーボックスを載せた。
このスキーボックスは15年ぐらい前に買って、JCがラスタカラーに塗った僕のトレードマークでもある。
さすがに色もあせてきているが、まだまだ現役で使い続けている。
友達の間では、ラスタカラーの棺おけと呼ばれている。



メンテナンスをするのは道具だけではない。
体のメンテナンスも必要だ。
いつもこの時期には、腰の辺りが張って痛いのだが、今年は調子がよい。
1日2回、犬のココとの長めの散歩が効いているのかもしれない。
その調子の良い状態で、これまた馴染みのオノさんにグリグリとやってもらう。
自分では絶対に届かない深い場所のコリをほぐしてもらうのだ。
オノさん曰く、悪い状態で来ても本当に深いところまではやれないが、良い状態ならばもっと深いところまでいける。
今年の僕はまさにその状態で、いつもよりさらに深い所をグリグリと、そしてイテテテと悲鳴をあげてボキボキやってもらった。
体が悪くなかったら別に行かなくてもいいじゃないか、と考える人もいるだろう。
そういう人はその人の人生なので、そうすればいいさ。
僕はそうは思わないので1年に2回の施術は欠かさない。
そしてその後のビールもこれまた欠かせない。



僕の勘だが、今年はスキーヤースノーボーダーにとって、良い冬になりそうな気がする。
これは長年ここでやってきた自分の勘であって、根拠はどこにもない。
この根拠のない勘は、割とよく当たり、的中率は8割ぐらいだろう。
今はまだ雪は少ないがオープン前のこの時期はこんなものだ。
山が冷えていない時に大雪が降り、その雪があっという間に溶けてなくなり、その後は全然降らなかったという年もあった。
本当に雪が降ってほしいのは7月8月である。
今年はなんとなくそうなりそうな予感がする。

冬が始まるとなにかと忙しくなるので、今のうちにやっておかなければならないことはある。
にんにくは冬至に植えて夏至に収穫、と言う言葉があるが、にんにくの植え付け。
今年は普通のにんにくとエレファントガーリックという巨大なにんにくの2種類を植えた。
女房が世界で一番好きな野菜、ソラマメも今年はどどーんと百株ぐらい植えて、今は小さい芽が出始めた。
卵を産まなくなった鶏を締めて、新たに3羽若いのを買った。
新しい鶏のうち2羽はすでに卵を産み始め、小さい初卵をいただいた。
全黒の酒粕で作った酒粕石鹸も、ただいま物置の中で熟成中である。
そうしているうちに冬の仕事の予約も着々と入り、どうやら今年は忙しい冬になりそうである。
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