goo blog サービス終了のお知らせ 

あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

今日の食卓

2013-01-24 | 
今日の晩飯のメニュー。
鳥の手羽と大根、人参、こんにゃく、豆の煮物。
大根は初物。種から育て食べごろになったので収穫した。
葉っぱは鳥があまりに喜んで食べるので、鳥にあげてしまった。
人参も好調。まだまだ取れる。
豆はランナービーンズといってツルでからまりながら2mぐらいの高さに育つ。
さやは20cmぐらいの長さになり、さやごと食べられ、味はインゲンからくせを取ったようなもの。
今年はこれが育ちに育ち、食べきれないぐらい、たわわに実っている。
鶏の手羽から出たダシが野菜にしみこみ旨い。

ズッキーニとピーマンのオーブン焼き。
ズッキーニは今年3株植えたのだが、どれも良く育ち立派な実をつけてくれる。
ピーマンは鉢植えでやってみたところ一つだけできた。
ズッキーニは二つに、ピーマンは四つに切りオーブン皿に並べ塩とコショウ。
その上にパン粉とパルメザンチーズを粉にしたものをかけてオリーブオイルを多少垂らしてオーブンで焼く。
隙間があったので、収穫したばかりの生ニンニクも焼いてみた。
どれもシンプルに旨い。

メインはチキンカツ。
近くの肉屋で衣をつけた状態で売っているのを買ってきた。
これを網の上に載せ、油を少したらしオーブンで焼く。

味噌汁はシルバービート。
市販のシルバービートはアクが強く、好きでないという人が多いが、我が家のシルバービートは土がいいのかアクが全く無い。
そして雑草のごとくあちこちに生えている。強い野菜なのだ。
駐車場のすみにまで生えている。
しっかりと数えた事はないが、多分50株ぐらいはあるだろう。
当然ながら食べきれない。
そういうのを放っておくと花を咲かせ種を大量につける。
それを空いている所にばらまいておくと勝手に芽が出て育つ。
煮物、炒め物、和食、洋食、中華、なんでもござれ
今日はこの葉っぱで味噌汁にした。

そして今日一番の目玉はご飯である。
これは日本にいる友達が実家で作っているものを送ってくれた。
我が家では米は土鍋で炊く。
まあ、この米のうまいこと。
ツヤが違う。色が違う。炊き上がりの立ち方が違う。そして味が違う。
日本のお米は感動的に旨い。
深雪なぞは「なくなっちゃうのがもったいなくて食べられな~い」などと言っている。

子供にも旨いものは分かる。
子供に健全で美味しい物を食べさせるのは大人の役目である。
子供にこそ最高の物を食べさせなくてはいけない。
子供だからといって手を抜いてはいけない。
もちろん子供好みの味、大人好みの味はあるが、どんなものでもきっちりと手を抜かずに作る。
それが大人が子供に捧げる愛だと思う。
僕は家で取れた野菜をよく友達にあげる。
それも子供の居る家にあげる。
子供が喜んで僕の野菜を食べた、などと聞くと単純に嬉しい。
なぜなら子供とはその家だけのものではなく、地球の財産だからだ。
地球の財産である子供に健全な食べ物を提供する。
何も間違っていない。
そして何の迷いもない。
自分ができる範囲で、自分がやるべき事をやる。
愛に基づいた行動は、それに関わる全ての人が幸せになる。
人だけではない、家の野菜だって卵だってその方が幸せだ。

家の野菜、日本からの米、近所の肉屋の肉。
旨い物をバランスよく食べ、今夜も幸せである。
ありがたや、ありがたや。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする