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愛の塩焼き

友人の薦めで勢いで開設してしまったよもやま日記。
早いもので16年を超えた。。。。

最長片道切符の旅

2011年07月28日 20時00分13秒 | 読書
 最長片道切符の旅  宮脇俊三著 



 埼玉のSさんから借りた「旅の終わりは個室寝台車」を読み終えたのは6月初旬のこと。

 ブログを見てくれたのだろうか、「これも読んでごらん」とSさんが再び持ってきてくれたのが本書。


 「旅の終わりは・・・・」同様、ハードカバー。

 奥付には、昭和54年10月5日発行とある。 なので、少しだけ紙の劣化した臭い。




 著者が、北海道の広尾から鹿児島の枕崎まで、34日間かけて片道切符で旅をした紀行文。

 紀行文というより乗車記録かな。書籍のオビには「鉄道紀行エッセイ」とある。


 要は、日本列島に張り巡らされた国鉄の線路を、一番長い一筆書きでなぞったもの。総延長距離は1万3319.4キロに達したそうだ。

 太平洋側を豊橋まで西進した後、会津若松まで引き返しちゃったりするからすごい。

 こんな旅、してみたいですねぇ。 ロマンだなぁ(笑)



 前回借りた「旅の終わりは・・・」は、さらさらっと読めたけど、本書はちょっとつまずいたりした。

 前書は、いわばテーマを持った短編集。 今回の本はちょっと長かったかなぁ


 それとも、実施した季節が秋から年末にかけてなので、伝わってくる風景の季節感が異なるからなのだろうか。

 けれど、それも読書の醍醐味のひとつなんだけどね。。。。



 いずれにしても、日本列島の旅を楽しませてもらった。

 スイッチバックはまだ乗車した経験がない。 どんな景色なんだろう。 いつか乗ってみたい。
 

 これが読後感かな(笑)



 しかし、梅雨空け後、青空を見ていないような・・・









 
コメント (4)
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