愛の塩焼き

友人の薦めで勢いで開設してしまったよもやま日記。
早いものでもうすぐ15年。。。。

加藤和彦さん逝く

2009年10月20日 18時15分02秒 | Weblog
 加藤和彦さんの訃報に接したのは日曜日の午前中。

 車を運転中にテレビからの音声だ。

 「ウソ」。驚きは隠せなかった。先月、その元気な姿を見たばかりだったから…


 正直、加藤和彦さんのことはあまりよく知らない。もちろん、彼の楽曲で知っているものはたくさんある。昭和に育った人間で、ザ・フォーク・クルセダーズというグループ、あるいは「帰ってきたヨッパライ」という楽曲を知らない人はいないだろう。「あの素晴らしい愛をもう一度」という楽曲を知らない人も。

 加藤和彦さんについて少し知ることができたのは今年の春。吉田拓郎がラジオ番組で彼の人柄について紹介していたから。

 「加藤和彦という人物がいなければ、いまの形の吉田拓郎は存在していなかった」とは拓郎の弁。かぐや姫も無かっただろうという。拓郎はたくさんのエピソードを披露してくれた。音楽界にとても大きな影響を与えた人物だということをその時はじめて知ることができた。


 そんな彼が、先月つま恋で開催された南こうせつの野外コンサート、サマーピクニック・フォーエバーに顔をだした。

 ゲストのリストには載っていなかったのでサプライズゲスト。

 優しそうな雰囲気を漂わせていること、そしてオシャレな人だなぁというのが彼をはじめて見た印象だった。


 この野外コンサートはNHKのハイビジョン放送で生放送されていたので録画してあるが、加藤さんの出番はちょうど大河ドラマ放送のための中断にかかってしまい画像は残っていない。

 折しもこの日曜日、BS放送で「総集編」の放送が予定されていた。録画から漏れた加藤さんと小田和正さんのシーンを楽しみにしていたが、こういう形で見ることになろうとは…。

 イムジン河を歌ったあと、出演者総出で「あの素晴らしい愛をもう一度」を合唱。
 曲入りの時の、加藤さんによる「ア・ノ・ス・バ」というカウント、当分、耳から離れそうもない。


 ご冥福をお祈りいたします。
コメント (4)
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