スシローから学んだこと

2020-02-28 22:01:02 | 日記



こんばんにゃ。

明日のゴルフが、雨で延期になったので
ブログ連投です。
うぇーい!(゚∀゚)←ちょっとほっとしてる




先日、ある雑誌を読んでいたとき
スシローの社長インタビューが
載っているのを見つけました。

スシローの裏側が見れるなんて
TVのバラエティくらいしか機会がないし
ましてや社長直々の言葉のような
ダイレクトな情報に触れられるのは
とても珍しいことです。

スシロー大好きっ子としては
もちろん、興味津々で読み始めたのですが

読み進めるにつれて
いろいろと・・・
しみじみと・・・
考えさせられました。

自分のための備忘録として、要点を記録しておきます。




・スシローは、いままで2度にわたり
 投資ファンドの傘下に入った。
 その期間、8年間。

・現在の社長が、2015年に就任し
 2017年に、東証一部へ再上場させた。

・長くファンドの管理下にあったためか
 数字にがんじがらめの文化に陥っていた。

・プロパー社員は、愛社精神が強すぎて
 変化を受け入れづらいため
 執行役員を、プロパーと外部人材の半々で構成した。

・執行役員が機能しだすようになってから
 部長クラスにも外部人材を加えるなど
 上の役職から順に改革を進めていった。

・再上場のタイミングで
 取締役会も大幅に構成を入れ替え
 外部取締役が過半数を占めるようにして
 社長である自分が、守りに入らないようにした。




なるほど・・・。

今までは、ただの一お客さんとして
ミーハーなファンでしかなかったけど
裏にはこんな歴史があったんですな。

「ファンド傘下からの再上場」
というケースが
意外に身近にあったことに対し
驚くとともに、励まされる思いがします。




ちなみに
こんなディープな記事を載せてくれていたのは
「月刊食堂」という、老舗業界誌です。

タイトルで「食堂」といいながらも
マックのような大手ファーストフードから
ミシュランの星がつくような高級店まで
飲食業界を幅広く押さえていて

飲食業の経営者~マネジメント層を
読者ターゲットにした
興味深いコンセプトの本です。




飲食業でもなんでもないワタシが
この本を読み始めた最初のきっかけは

自分が外食好きなものだから
飲食店の裏側を見れるのが面白い、という
ただの野次馬根性からでした。

「レモンサワーが流行ってるけど
 原価率はこんなにも低いのね」とか

(薬院の「ももや精肉店」にて撮った写真)

「メニューの名前をちょっとお洒落にするだけで
 オーダー数がずいぶん違ってくるのね」とか

(お洒落な写真がないので、とりあえず台湾屋台の写真)

みたいに

ちょっとしたトリビアといいますか
飲み会のネタを仕入れるくらいの
軽い気持ちで読んでました。




しかし、毎月読んでいるうちに
決算書の読み方や、M&Aの進め方など
経営視点から勉強になるなと
感じることが少しずつ増えてきて

今やすっかりハマってしまった次第。




たとえば
A社がB社に買収される場合。

普通は
「A社の経営が不振なタイミングを狙って
 ライバルであるB社が、更に成長するため
 A社を吸収合併する」

というケースが多いのでしょうが
その他にも、さまざまなケースが存在します。

A社がちゃんと毎月黒字を出して
健全な経営をしていたとしても
逆にA社の方に手放したい理由があり

例えば

・新規事業に挑戦するための資金を調達したい

・本業に集中するため、その他の事業から撤退したい

・事業の将来性が不透明で不安を抱えている

・家庭の事情で経営に集中できない

・財務体質を強化するため事業を縮小したい

・・・などなど、いろんな可能性があるえるのね。

言われてみればナルホドと思いますが、
M&A相談コーナーにて、毎月解説される
いろんなケースを読むたびに
「へーーー!ナルホドーーー!」
と、膝を叩いて驚いてばかりいます。




ワタシは、相変わらず数字が苦手で
経営戦略だの、事業計画だの、に
毎日ヒーヒーいわされていますが

こういう「自分に興味ある分野」だと
ぐっと興味深く吸収できるから面白いね。

専門外のマニアックな業界誌ですが
これからも愛読させていただき

数字が苦手な人間ならではの
数字感覚の磨き方ノウハウを
磨いていこうと思います。






まずは。
スシローに!行きたい!よ!(゚∀゚)






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