看板に偽りあり

2024-07-19 21:47:38 | 日記


・・・ちょいと大人気ないことするけどさ。

思わずグラグラこいてしまった
昨日の某NK新聞の記事です。



このように、記事をまるっと写真に撮って
ネットで晒すって、完全な著作権違反。
コンプラ的にいかにアウトかというのは
重々承知です。

だがしかし!
問わずにおらいでか!

記事の中央に
「断腸の思い 大リストラ」と
大文字で、見出しがありますでしょ。

ぜひ、写真を拡大して
本文を全て読んでいただきたい。

本文には、リストラの話なんて
一行も書かれていないのです!




三井不動産の相談役が
1990年代を振り返る、というテーマで

不動産バブルがはじけて
不動産業界は大変だった、という話は
延々と(大上段から)書かれています。

しかも
いかに大変だったかという苦労話の挙句
「私が担当したゲートシティ大崎は
 無事に完成できました。
 地権者と関係者に、感謝します!」

という自慢話にまとまっていて
なんじゃそりゃー?!と、
椅子から転げ落ちそうになりました。

リストラはしたの?!してないの?!
腸を断つほど、辛かったんだよね?!
その話は、どこにいっちゃったの?!

大見出しにある、大リストラの話が
見事に1mmも載っていなかったので
いやはや、ビックリしました。




多分、この記事を書いたNK記者さんと
掲載にOKを出したNKの役職者
(多分、昭和30〜40年代生まれ男子の
 日本国籍の異性愛者の健常者)

としては

太いお客様に忖度して
「本文に詳しくは書かなかったけど
 タイトルを見て察せよ」と
読者にも忖度を求めているのでしょう。

ワタシは、そのスタンスに対して
グラグラこいたのです。

バブルの片棒を担いで
散々美味しい思いをしたうえに
今は相談役というポジションにいる
三井のオジイサンに対しても
複雑な思いはありますが
いや、むしろ!

日頃、女性活躍やダイバーシティを
散々煽っておきながら
「タイトルだけで察しろ」
「詳しく説明させるな」
「多少の違和感はわきまえて黙ってろ」
的なスタンスで
こんなコラムを堂々と掲載する
NK新聞に対してグラグラこいたよ。

こんな支離滅裂な提灯記事を
ぬけしゃあしゃあと紙面にする
オジサンたちに
矜持というものはないのかしら。




もしかしたらワタシが
記事の中身を
見落としているだけかもしれません。

リストラを実施した話や
断腸の思いだった感想が
ちゃんと書かれているのかもしれません。

見つけた方は、教えてください。
この記事、すぐ削除して
ジャンピング土下座で謝りますので。




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コメント
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