おはよーございナツ。
昨日は、所用で糸島へ行ってきたついでに
ぢんさんが提唱する
今はやり(?)の「神社ミッション」をしてきましたぜ!
ちなみに、「神社ミッション」というのは
(1)寂れた神社の賽銭箱に
(2)高額紙幣を放り込み
(3)さっさと帰る
という、非常に勇気のいる無駄遣いワークのことです。
そう、コンセプトは「何の意味もない無駄遣い」。。。
なので、(1)については
神さまも住んでいないんじゃないかと思われるくらい
とことん寂れた、ひとけの無い神社であることが条件です。
そして、(2)は
普段はお賽銭というと
せいぜい五円玉や十円玉しか入れないものですが
ここを敢えて、諭吉様を投入!
なおかつ、なんせ「無駄遣い」ですから
ご利益があることを祈ったり、日頃の幸せに感謝したりといった
普通のことはせずに
(3)さっさと帰る、がポイントです。
どうですか。これ以上はないほど無意味なお金の使い方でしょう。
諭吉さんがいれば、アレもできる、コレもできる。
そんな執着を振り切って、ポイしちゃうのです。
ああ、もったいない・・・。(T_T)
実はこの神社ミッション、前から興味はあったのですが
自宅の近所に「寂れた神社」なんてものがなかったので
ズルズルと後回しにしていました。
しかし!糸島まで足を伸ばせば、さすがあちこちにあるよ。
縁結びの「櫻井神社」、安産の「産宮神社」なんかが有名ですが
そういう大手系は素通りして
「人の行く 裏に道あり 花の山」かな。
まず、最初に立ち寄ったのが
志摩馬場にある「六所神社」。
県道の脇にある、割と由緒ありげな神社さんなのですが
(練習場の近くなので、よく通りかかるのですが)
見事に一人の参拝客も見たことがありません。
宮司さんも常駐されていない様子。しめしめです。
諭吉さんを握り締め、鳥居をくぐり、
ひとけの無い境内をドキドキしながら進んでいくと・・・
何と、賽銭箱が、無い!!!(((((( ;゜Д゜))))))
鐘をガラガラ鳴らすための綱なんかはちゃんと垂れ下がっているのに
肝心の賽銭箱が無いのです。
慌ててあちこちを探すと
脇の柱に、郵便受けのような木箱がくくりつけてあります。
サンタクロースじゃあるまいし
この神さま宛てに郵便を出す人はいるまいから
どうやら多分、郵便受けではなく、これがモノホンの賽銭箱のようです。
しかも、なんと無防備なことに、鍵がかかっていないのです!
通りすがりの人でも、取り出したい放題・・・。(-_-;)
いくら目的が無意味な無駄遣いとはいえ
さすがに、取り出したい放題の空き箱に諭吉さんをポイするのは
大いに抵抗があります。
散々迷いに迷いに迷った挙句
その神社さんでは、神社ミッションを行うことができませんでした。
しかし、よくよく考えたら
宮司さんが遣おうが、賽銭泥棒が遣おうが、諭吉は諭吉なのよね。
神社のメンテナンスに遣われても
泥棒さんの飲食費や遊興費に遣われても
諭吉さんが経済を循環して潤してくれることには変わりありません。
「ここで怖気づいては、オンナがすたる。
次に行く神社こそ、絶対に絶対にミッションを遂行するわ!」
と改めて決心し、近隣の神社を探しました。
そして、次に見つけたのが、志摩御床にある「塞神社」。
県道沿いの壁に、人ひとりがようやく通れるような
狭い10段ほどの階段があり
それを上ると、いきなり目の前に小さな鳥居と祠が現れます。
この道もこれまで何度となく通っていましたが
まさかこんなところに神社さんがあるなんて
全く気がつきませんでした。
#糸島郡誌や福岡県神社誌にも記述が存在しないそうなので
本当に神さまが住んでいるのか怪しいものですが
まぁ、日本の神さまたちは、万物に宿ってあるから
そういう意味ではきっと住んでいらっしゃるよ、うん・・・。
しかしこの塞神社さんというのがまぁ、
ナンというかカンというか
さっきの六所神社さんが出雲大社に見えるくらい
おままごとのように小さい、極小サイズの神社さんなのです。
六所神社さんには、郵便受けくらいの賽銭箱がありましたが
ここにはもはや、それすらない。
賽銭箱の代わりに、茶筒くらいの大きさの「空き缶」がありました。
どうやらこれが賽銭箱の様子。。。(((((( ;゜Д゜))))))
「いつ風に吹かれて飛んでいってしまっても仕方ないような
こんな小さな空き缶に
ワタシの諭吉さんを入れるなんて!」
と、また激しく迷いの心が出てきましたが
そもそもこの神社ミッションのコンセプトを思い出し
「風に吹かれて、隣の雑木林に入り込んでしまい
微生物のエサとなるのも、それもまたヨシ!」と腹をくくり
泣く泣く、ポイすることにしました。
さびついた茶筒のふたを開けると
一円玉が、2~3枚わびしく入っています。
そこに、美しいピン札の諭吉さんを丁寧に納め
ふたを閉め、さっさと帰りました。
ということで、ようやく神社ミッション終了。
・・・正直いって、さしたる感想はありませんでした。
多くの皆さまが体験されてるような、大きな気付きも
何倍になって返って来たというようなミラクルも、なんにもなし。
諭吉さんを入れるまでは、いろんな葛藤がありましたが
入れてしまったら、意外に執着はアッサリ消えてしまいました。
あとは、第一発見者の驚きや、その用途の可能性を想像するほど
ニヤニヤと愉快な気持ちになるくらいかな~。
ここまで勇気を振り絞る体験をしておきながら
感想も感慨深さも、オチすらないというのが、今日のブログです。
「何の意味もない」無駄遣いだから、これでいいのだ。
昨日は、所用で糸島へ行ってきたついでに
ぢんさんが提唱する
今はやり(?)の「神社ミッション」をしてきましたぜ!
ちなみに、「神社ミッション」というのは
(1)寂れた神社の賽銭箱に
(2)高額紙幣を放り込み
(3)さっさと帰る
という、非常に勇気のいる無駄遣いワークのことです。
そう、コンセプトは「何の意味もない無駄遣い」。。。
なので、(1)については
神さまも住んでいないんじゃないかと思われるくらい
とことん寂れた、ひとけの無い神社であることが条件です。
そして、(2)は
普段はお賽銭というと
せいぜい五円玉や十円玉しか入れないものですが
ここを敢えて、諭吉様を投入!
なおかつ、なんせ「無駄遣い」ですから
ご利益があることを祈ったり、日頃の幸せに感謝したりといった
普通のことはせずに
(3)さっさと帰る、がポイントです。
どうですか。これ以上はないほど無意味なお金の使い方でしょう。
諭吉さんがいれば、アレもできる、コレもできる。
そんな執着を振り切って、ポイしちゃうのです。
ああ、もったいない・・・。(T_T)
実はこの神社ミッション、前から興味はあったのですが
自宅の近所に「寂れた神社」なんてものがなかったので
ズルズルと後回しにしていました。
しかし!糸島まで足を伸ばせば、さすがあちこちにあるよ。
縁結びの「櫻井神社」、安産の「産宮神社」なんかが有名ですが
そういう大手系は素通りして
「人の行く 裏に道あり 花の山」かな。
まず、最初に立ち寄ったのが
志摩馬場にある「六所神社」。
県道の脇にある、割と由緒ありげな神社さんなのですが
(練習場の近くなので、よく通りかかるのですが)
見事に一人の参拝客も見たことがありません。
宮司さんも常駐されていない様子。しめしめです。
諭吉さんを握り締め、鳥居をくぐり、
ひとけの無い境内をドキドキしながら進んでいくと・・・
何と、賽銭箱が、無い!!!(((((( ;゜Д゜))))))
鐘をガラガラ鳴らすための綱なんかはちゃんと垂れ下がっているのに
肝心の賽銭箱が無いのです。
慌ててあちこちを探すと
脇の柱に、郵便受けのような木箱がくくりつけてあります。
サンタクロースじゃあるまいし
この神さま宛てに郵便を出す人はいるまいから
どうやら多分、郵便受けではなく、これがモノホンの賽銭箱のようです。
しかも、なんと無防備なことに、鍵がかかっていないのです!
通りすがりの人でも、取り出したい放題・・・。(-_-;)
いくら目的が無意味な無駄遣いとはいえ
さすがに、取り出したい放題の空き箱に諭吉さんをポイするのは
大いに抵抗があります。
散々迷いに迷いに迷った挙句
その神社さんでは、神社ミッションを行うことができませんでした。
しかし、よくよく考えたら
宮司さんが遣おうが、賽銭泥棒が遣おうが、諭吉は諭吉なのよね。
神社のメンテナンスに遣われても
泥棒さんの飲食費や遊興費に遣われても
諭吉さんが経済を循環して潤してくれることには変わりありません。
「ここで怖気づいては、オンナがすたる。
次に行く神社こそ、絶対に絶対にミッションを遂行するわ!」
と改めて決心し、近隣の神社を探しました。
そして、次に見つけたのが、志摩御床にある「塞神社」。
県道沿いの壁に、人ひとりがようやく通れるような
狭い10段ほどの階段があり
それを上ると、いきなり目の前に小さな鳥居と祠が現れます。
この道もこれまで何度となく通っていましたが
まさかこんなところに神社さんがあるなんて
全く気がつきませんでした。
#糸島郡誌や福岡県神社誌にも記述が存在しないそうなので
本当に神さまが住んでいるのか怪しいものですが
まぁ、日本の神さまたちは、万物に宿ってあるから
そういう意味ではきっと住んでいらっしゃるよ、うん・・・。
しかしこの塞神社さんというのがまぁ、
ナンというかカンというか
さっきの六所神社さんが出雲大社に見えるくらい
おままごとのように小さい、極小サイズの神社さんなのです。
六所神社さんには、郵便受けくらいの賽銭箱がありましたが
ここにはもはや、それすらない。
賽銭箱の代わりに、茶筒くらいの大きさの「空き缶」がありました。
どうやらこれが賽銭箱の様子。。。(((((( ;゜Д゜))))))
「いつ風に吹かれて飛んでいってしまっても仕方ないような
こんな小さな空き缶に
ワタシの諭吉さんを入れるなんて!」
と、また激しく迷いの心が出てきましたが
そもそもこの神社ミッションのコンセプトを思い出し
「風に吹かれて、隣の雑木林に入り込んでしまい
微生物のエサとなるのも、それもまたヨシ!」と腹をくくり
泣く泣く、ポイすることにしました。
さびついた茶筒のふたを開けると
一円玉が、2~3枚わびしく入っています。
そこに、美しいピン札の諭吉さんを丁寧に納め
ふたを閉め、さっさと帰りました。
ということで、ようやく神社ミッション終了。
・・・正直いって、さしたる感想はありませんでした。
多くの皆さまが体験されてるような、大きな気付きも
何倍になって返って来たというようなミラクルも、なんにもなし。
諭吉さんを入れるまでは、いろんな葛藤がありましたが
入れてしまったら、意外に執着はアッサリ消えてしまいました。
あとは、第一発見者の驚きや、その用途の可能性を想像するほど
ニヤニヤと愉快な気持ちになるくらいかな~。
ここまで勇気を振り絞る体験をしておきながら
感想も感慨深さも、オチすらないというのが、今日のブログです。
「何の意味もない」無駄遣いだから、これでいいのだ。