日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

トウキョウのどこか知らない町で

2019年07月24日 | 日記
誰かが「駅の方に行けば」と言っているのが聞こえた。そうか、駅が近いのか。

なんとなく人が来る方に、湿度の高い夜の中を歩いた。

何線の何という駅だろう。バスでやってきてバスで動いていたからさっぱりわからない。

そのわからなさが愉快だった。

どこだか知らない街の人たちと、同じコンビニで買い物をする。私たちは梅雨明け近いこの夜を共有している。

コーヒーと甘いものを買ってホテルに帰る。

ちょっとだけ、一休み。









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キャラバン

2019年07月22日 | 日記
キャラバンに乗り込んでいるので、書くこともできずにいます。起きてる間中動いているので、他のことは何もできない。一昨日はさんさを踊り昨日は新幹線に乗り今日はプリンセスに会ってきた。

みんなで毎日移動していると隣の席の人が家族みたいに錯覚する時があって、私の住んでいたあのおうちは夢の中のことだったかなと思い出されたりして。

夜に電話をすればつながる家なんだけど。

何がほんとうで何が夢なのか。

本当は全部薄くて甘いおせんべいなのかもしれない。
















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終わっていく

2019年07月18日 | 死について
「私」が終了していく

「私」が大切にしたすべて

「私」が大切にしなかったすべて

「私」が愛したものも

終わっていく

それは悲しいことではなくて

おそらくは成就

昇天

完成

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きっと大丈夫

2019年07月16日 | ホームスクール・ホームエデュケーション・不登校
気が張る仕事の準備をしていたら娘が帰ってきたので、応援してもらおうと声をかけた。

ねえねえ、うまくいくよね?

お母さん、私に失敗ってないっていってなかった?

…そうだった。

なんとかなるかな?

まあなんとかなるんじゃないすか?

茶化すように娘は言って、たたた、と自分の部屋にかけていった。

娘は4月病と格闘し5月病をすり抜けて6月病を背負い投げしたところ。

よしよし。

きっと大丈夫。


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誰のものでもないわたし

2019年07月14日 | 日記
曇り

そうか

なるほど

こうなるのか

ニュートラルに調整した後

引き寄せられるように青い電車に乗った

gutted / condemnationとblessingsは同時にやってくる

見えないかもしれないが内臓を引きずっている

傷は取り返しがつかないがそれはそれでいい

傘を抱いて帰る頃になって気がついた

振り向き仰ぎ見れば

背中から蝶の羽

綺麗



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