もう今日は無理かと思ったけど少し遅めにおさんぽに出た。
おさんぽとは言わないな、自転車だから。
少し蒸していたから外気が気持ちいい。
試すようにこぎ出したけど夕暮れの日差しはまだ明るくて、世界はとてもやさしかった。
違うな。
世界はやさしかったりやさしくなかったりしないから。
自分がそう受け取れるようにあるんだな。
体に張りついていた透明なゼリーみたいな覆いが風で剥がれて落ちていく。
こんなにちっぽけで無力でいい年で立ち尽くしていても。
それでも大丈夫。
少しずつ歩いていける。
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