日日不穏日記gooブログ版

信じるのは勝手②所詮は清涼飲料

 一時期ほどの騒ぎではないけれども相変わらずの人気なのが「アミノ酸系飲料」。一昨年、本部にいたときの上司が嵌っていて運動後によく飲んで「疲れが取れる。運動には最高」とよく言っていた。そう、運動とアミノ酸は確かに相性が良い。ただ、CMでのアミノ酸系飲料は飲む→脂肪を燃焼→痩せる・・というという誤ったイメージが流されている。脂肪は“運動してこそ燃焼する”もの。アミノ酸を飲むだけでやせることなどあるわけない。下手して飲み過ぎればペットボトル症候群で糖尿病予備軍の仲間入り(度を越して飲んだ場合)。効果や安全性が実験で証明されたトクホ(特定保健用食品)とは違ってアミノ酸系飲料は清涼飲料の分類。別に実験で効果が証明されたわけでもなんでもないのだ。そのトクホですら「食品以上薬未満」。医薬的効果が別に期待できるわけでもない。トクホは開発や厚生労働省への申請に莫大な費用がかかるため、その分はおそらく価格に上乗せされていることは間違いない。その高いトクホのお茶系飲料がヒットするご時世・・・消費者はわかっていて買ってるというなら、それを云々するのは野暮なのだろうが、釈然としないな。

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