GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

千歳鉱山の紫水晶

2007-06-14 21:02:54 | 鉱物採集
北海道で最初に鉱物採集をしたのは千歳鉱山でありました。

苫小牧から支笏湖を抜け、国道276号を通って到着。
ここ千歳鉱山は1933年に発見され、1936~1986年に金21t・銀86tを産出した。
金・銀の他には、水晶・ポリバス鉱・黄銅鉱・閃亜鉛鉱・方鉛鉱・石英(水晶)・氷長石・方解石etc.が産出するらしい。

現在は稼動していないはずだが、事務所らしき建物があり、車が止まっていた。
採集場所は‘鉱さい堆積場’で、500m×300m位の広場にズリ石が3m程の高さに積んである。
いつも鉱物採集に行くようなズリとはスケールが桁違い!
‘鉱さい堆積場’入口には鎖が張ってあるので、その手前に駐車して、いよいよ戦闘開始であります。

ところが、あまりにも広大な場所なので、ドコから手を付けてよいかわからない。
とりあえず、ハンマー片手に歩き出す。
堆積場のズリ石は雑草で隠れているが、所々ズリが崩れたところがある。



最初に見つけたのは、銀黒と呼ばれる金・銀を含んでいる石英。
ただし、銀黒部分はあまり濃い黒色ではなく、金品位はかなり低いようであります。
(ズリに捨ててあるんだからしかたない)

次に見つけたのは、小さいながらも母岩付きの水晶。
短時間でたてつづけに数個発見!

さらに探索すると、紫色の石英を発見。
よく見ると小さいながら結晶の頭が付いてる紫水晶だぁぁ!!
段階的に結晶が成長した跡が見られ、わずかに残った隙間に再度紫水晶が成長したと思われる状態でした。

結局、手にしたのは紫石英(紫水晶、母岩付き)を2コ・水晶(母岩付き)数個・銀黒石英が数個でありました。
ほとんどの標本は赤鉄鉱に覆われている。
帰宅後にクリーニングしたら、何か出てくるかもしれないなぁ。

初っ端から想像以上の収穫に、気を良くしたヘナK小隊一行。
ほんとは腰を落ち着けて採集を続けたいところだが、他にも行く予定がビッシリある。
近くには小川が流れていたので、砂金のパンニングもやりたかったなぁ。

いつの日か必ず再訪する事を心に誓い(!)後ろ髪を引かれつつも、次なる目的地へ出発するヘナK小隊でありました。

・・・つづく

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