GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

鉱物の鑑定はムツカシイ

2007-12-23 22:20:37 | 鉱物採集
昨日はいつも鉱物採集でお世話になっている、N大隊長のホームページを見て遠ケ根鉱山に行ってきました。

目的は‘洋紅石’だったけど発見できす゛、私(小隊長)は再チャレを誓って帰ってきました。
というのも、今回はトパーズ・水晶などには目もくれず、1点‘洋紅石’だけに集中したのでした。
1週間本を読み勉強して写真を眺めて行ったのだけど、きれいな石と違って目が慣れない。
酸化鉱物を見ているとどれも同じに見えてくるし、スコロド石っぽいのを発見するとそれが本当にそうなのか解からない。
硫砒鉄鉱の付いた石英の割れ目に灰緑の塊状に黄緑の塊状・・・、「まさか、セグニット石ってやつなのかな。」
だけど、二次鉱物なんてもっと解からない。
茶色の粒々を見るとそれを‘洋紅石’だと思いたくなってきた。
疑わしいものは持ち帰り家で何時間もルーペで眺めていると気分も悪くなってきた。
結論から言うと、まだまだ初心者の私にはハードルが高いのだ。
それでも、兵長(ダンナ)は私よりずっとそれが何なのか解かっているみたい。
言い訳をするようだけど、判断力というのはどうしても男性に負けてしまう。
普段の生活の中では、女性の方が嗅覚が発達していて何かを決める時は男性より優れていると思うのだけど。

鉱物採集のように化学・理論に基づくものに関しては男性には勝てないなぁ~とつくづく思う。
だけど1つのことにこだわりだすと、24時間その事ばかり考えて、他の事が手につかなくなる。
夕べも一晩、採集してきた鉱物のことを考えていたら眠れなくなってしまった。
鉱物採集を始めてから何度もこういう状態になった事がある。
そもそも趣味は楽しくなければ意味が無い、今は、楽しいから苦しいの状態なのだ。
子供の頃から絵が好きで、ずっと油絵をやってきたけど結婚して1年目でやめてしまったのもそういう理由から。
筆を止めて家事をしなくちゃいけないジレンマから油絵が楽しくなくなったのです。
以来、何事も欲を持たずほどほどに・・がモットーだったのだけど・・。
単純に解かりやすいきれいな鉱物を採集して、喜んでいるだけの方が楽だと解かっているのだけど。
結晶を採集した時の方が感動が大きいから仕方がありません。
だけど、油絵をやめてしまった時の二の舞いはごめんです。

“趣味は楽しくなければ意味がない。”

今年の終りに改めて感じたことで、来年もめげずに鉱物採集を続けていこうと誓ったのでした。
今日は兵長はお仕事でした。
私は今日、昨日採集した鉱物は眺めず、掃除・洗濯・買出しに従事して、頭の中をリセットしました。
で、今週末も行くぞ!(めげてない)


あと1週間、まだ今年は1週間あるのだ。
コメント (6)
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