おおさか佳巨 街頭演説のブログ

減価する地域通貨ですべての改革

ケインズはどう考えていたか

2005年06月05日 20時25分32秒 | Weblog
http://www.heiwatou.jp

現代日本の金融事情は、低金利を利用して金を借りたいとの気持ちが企業にはある。だが、銀行が多額の不良債権処理に追われているため貸さないという貸し渋りが起きている。このため永久不況が続いているのであるが、千四百兆円もの資産がありながらお金が動かず、消費も投資も冷え込んでいる。これをマイナス金利にすることによって動かすのである。


先ほど述べたゲゼル理論の欠陥をケインズが指摘するのは、貨幣というものは「大きな流動性」を持つからこそ利子があるのだと言う。要するに、お金というものは自分では使わないリスクを負う代償として、利子という利益を生み出すことができるというのである(流動性選好説)。

しかしながら、流動性を持つ貨幣がなぜ価値を持つのかと言えば、流動性を持つ貨幣が価値を持つという制度にしているからに過ぎない。つまり、消費しないリスクを利子によって弁償するという制度にしているからである。

経済制度とは、自然現象とは違って、人間がこうしようとするからそうなるのである。それをもし、阻止するものがあるとしたら人間の論理がそれを阻止しようとしているからである。

平和党http://www.heiwatou.jp




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