ある作曲家の生誕何年・没後何年という記念の年に、特別なコンサートを行ったり
企画物のCDが発売されたりするのは、クラシック業界では普通のことです。
というか、毎年のように誰かのメモリアル・イヤーがあるのでは。
もともと売上規模の小さい業界ですから、営業サイドの努力の賜物でしょうか。
最近は作曲家だけでなく、グレン・グールドのような人気演奏家の
生誕・没後記念もありますね。
ちなみに2020年は、御大ベートーヴェンの生誕250年でした。
残念ながらコロナ禍でだいぶ霞んでしまいましたが。
来年2022年は、私の好きなセザール・フランクの生誕200年なのですが
果たして脚光を浴びるのでしょうか?
クラシック以外では
1982年に発売されたマイケル・ジャクソンの「スリラー」(Thriller)は
2008年に「25周年記念盤」が発売されたようですが
まあ、世界一売れたアルバムですから、話題性は大きいですよね。
では、私の愛するULTRAVOXは・・・
ミッジ・ユーロをフロントに迎えた第2期ウルトラヴォックスの1stアルバム
『Vienna』がイギリスで発売されたのが1980年。
『Vienna』
昨年2020年は、それから40周年ということで
『Vienna:40th Anniversary Deluxe Edition』という5CD+DVDセットや
アナログ盤などが発売されました。
5CD+DVD Boxset
世間一般?に、ウルトラヴォックスがどの程度の知名度なのかわかりませんが
青年期に80年代洋楽ブームを経験した人の中でも、割と詳しい人が知っている・・・
くらいじゃないかと思っています。
それ以降の若い世代だと、知るきっかけもないでしょうから。
今回の記念盤も完全に「当時からのファン」狙いだと思うのですが
そういう意味では過去、ファン狙いの"あざとい"企画物とか結構あるんですよね。
(ジャケットを変えたり既存のアルバムに未発表ライブ音源を足してみたり)
ですが、さすがに40周年。今回は本物です。
目玉は何といってもアルバム発売前のリハーサル音源。
カセットに録音されたものなので決して音質はよくないですが
ヴォーカルが入っていない、バンドの生音のみのデモ音源で
よくこんなものが残っていたなと。
1980年発売直後のライブ音源(St. Albans)も
まとまってリリースされるのは初めてだと思うので、こちらも貴重です。
特に、ジョン・フォックスがフロントを務めた第1期の代表曲
「Quiet Men」「Slow Motion」「Hiroshima Mon Amour」
が聴けるのは嬉しい限りです。
第1期のファンを意識したセット・リストでしょうか。
まだまだ世界中に私のような40年来のファンがいると思うと
やっぱり"稀有"なバンドだったのかもしれません。
企画物のCDが発売されたりするのは、クラシック業界では普通のことです。
というか、毎年のように誰かのメモリアル・イヤーがあるのでは。
もともと売上規模の小さい業界ですから、営業サイドの努力の賜物でしょうか。
最近は作曲家だけでなく、グレン・グールドのような人気演奏家の
生誕・没後記念もありますね。
ちなみに2020年は、御大ベートーヴェンの生誕250年でした。
残念ながらコロナ禍でだいぶ霞んでしまいましたが。
来年2022年は、私の好きなセザール・フランクの生誕200年なのですが
果たして脚光を浴びるのでしょうか?
クラシック以外では
1982年に発売されたマイケル・ジャクソンの「スリラー」(Thriller)は
2008年に「25周年記念盤」が発売されたようですが
まあ、世界一売れたアルバムですから、話題性は大きいですよね。
では、私の愛するULTRAVOXは・・・
ミッジ・ユーロをフロントに迎えた第2期ウルトラヴォックスの1stアルバム
『Vienna』がイギリスで発売されたのが1980年。
『Vienna』
昨年2020年は、それから40周年ということで
『Vienna:40th Anniversary Deluxe Edition』という5CD+DVDセットや
アナログ盤などが発売されました。
5CD+DVD Boxset
世間一般?に、ウルトラヴォックスがどの程度の知名度なのかわかりませんが
青年期に80年代洋楽ブームを経験した人の中でも、割と詳しい人が知っている・・・
くらいじゃないかと思っています。
それ以降の若い世代だと、知るきっかけもないでしょうから。
今回の記念盤も完全に「当時からのファン」狙いだと思うのですが
そういう意味では過去、ファン狙いの"あざとい"企画物とか結構あるんですよね。
(ジャケットを変えたり既存のアルバムに未発表ライブ音源を足してみたり)
ですが、さすがに40周年。今回は本物です。
目玉は何といってもアルバム発売前のリハーサル音源。
カセットに録音されたものなので決して音質はよくないですが
ヴォーカルが入っていない、バンドの生音のみのデモ音源で
よくこんなものが残っていたなと。
1980年発売直後のライブ音源(St. Albans)も
まとまってリリースされるのは初めてだと思うので、こちらも貴重です。
特に、ジョン・フォックスがフロントを務めた第1期の代表曲
「Quiet Men」「Slow Motion」「Hiroshima Mon Amour」
が聴けるのは嬉しい限りです。
第1期のファンを意識したセット・リストでしょうか。
まだまだ世界中に私のような40年来のファンがいると思うと
やっぱり"稀有"なバンドだったのかもしれません。