劇団「パラドックス定数」の公演、
『元気で行こう絶望するな、では失敬。』を観てきました。
お芝居を観るのは久しぶりです。
大変面白かったです。
出演者20人は全員男性で、
舞台は高校3年第1学期の学校と18年後の同窓会。
一見仲の良いクラスメート達、でもそこに厳然と存在する「力関係」。
ここで詳しいストーリーを紹介する意味はないと思いますが、
何かとても懐かしいような、ちょっと心苦しいような
「思い出」が蘇ってきました。
音楽、効果音が一切使われなかったこともよかったと思います。
もし、感情を煽るような音楽が流れていたら、
きっと陳腐な「青春物語」になってしまったでしょう。
その代わりに、出演者達が奏でる「三三七拍子」が
観る者の涙腺を刺激します。
出演者の中に、岸田研二さんがいらっしゃいます。
かつて岸田さんが組んでいた『惑星』というバンドのファンでした。
バンドは残念ながら2007年に解散し、
岸田さんはバンド以前にやっていた舞台俳優に復帰。
出演される舞台はなるべく観にいくようにしています。
何かを表現するということでは、音楽でも舞台でも
(あるいは文章や絵でも)
同じだと思いますし、今は全力で舞台に取り組んでいらっしゃいます。
でも、いずれは「彼自身」の表現を、
「彼にしか見えていない世界」を見せて欲しい、と思っています。
私にとってそう思わせてくれる数少ないアーティストですから。
『元気で行こう絶望するな、では失敬。』を観てきました。
お芝居を観るのは久しぶりです。
大変面白かったです。
出演者20人は全員男性で、
舞台は高校3年第1学期の学校と18年後の同窓会。
一見仲の良いクラスメート達、でもそこに厳然と存在する「力関係」。
ここで詳しいストーリーを紹介する意味はないと思いますが、
何かとても懐かしいような、ちょっと心苦しいような
「思い出」が蘇ってきました。
音楽、効果音が一切使われなかったこともよかったと思います。
もし、感情を煽るような音楽が流れていたら、
きっと陳腐な「青春物語」になってしまったでしょう。
その代わりに、出演者達が奏でる「三三七拍子」が
観る者の涙腺を刺激します。
出演者の中に、岸田研二さんがいらっしゃいます。
かつて岸田さんが組んでいた『惑星』というバンドのファンでした。
バンドは残念ながら2007年に解散し、
岸田さんはバンド以前にやっていた舞台俳優に復帰。
出演される舞台はなるべく観にいくようにしています。
何かを表現するということでは、音楽でも舞台でも
(あるいは文章や絵でも)
同じだと思いますし、今は全力で舞台に取り組んでいらっしゃいます。
でも、いずれは「彼自身」の表現を、
「彼にしか見えていない世界」を見せて欲しい、と思っています。
私にとってそう思わせてくれる数少ないアーティストですから。