前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

NHKスペシャル 『ミラクルボディー』

2010-02-12 18:56:10 | テレビ番組
NHKスペシャルで放送された『ミラクルボディー』
という番組をご覧になりましたでしょうか?


オリンピックにあわせて、
金メダルが有力視されているトップアスリートの
驚異的な肉体と技術に隠された"秘密"を
徹底的に解明する番組です。


一昨年の北京オリンピック前にも"走る"、"跳ぶ"、"泳ぐ"
といった分野で活躍が期待された選手を中心に放送されました。


"走る"では、放送直前まで100mの世界記録保持者だった
アサファ・パウエル。

"跳ぶ"では、走り高跳びを始めて1年半で世界選手権を制した
ドナルド・トーマスと
身長181センチと小柄ながら、驚異的なテクニックで
アテネオリンピック覇者となったステファン・ホルムの比較。

"泳ぐ"では、水泳界の頂点に立つマイケル・フェルプス。


マイケル・フェルプスは公言通り8冠に輝きましたが、
他の人は、残念ながらあまり活躍できず、
ちょっと「企画倒れ」になってしまいました。



今回は、下記のようにスキー(ダウンヒルとジャンプ)、スケートの
有力選手を中心に放送されてます。

 第1回 アクセル・スビンダル(ダウンヒル)
 第2回 シモン・アマン(ジャンプ)
 第3回 ブライアン・ジュベール(スケート)


この手の番組は、資金力の違いからでしょうか、
やはりNHKの番組が群を抜いています。

ハイスピードカメラやハイビジョンカメラを駆使した
映像分析はもちろんのこと、
筋肉や脳の働きにまで解析は及んでいます。


昨年のワールドカップ・ダウンヒル総合優勝のスビンダルは、
2007年にコース上で転倒し大怪我を負ったにもかかわらず
怪我から1年後、同じコースでカムバックし見事優勝します。

彼は、脳に刻み込まれた"恐怖"を克服するために、
時速100kmを超える速度で滑降している時には
通常使われない脳の機能を使用しているらしいのです。
怪我をした同じコースで復活優勝したおかげで、
脳はそれ以前よりさらに強化されているとのこと・・・。


まさしく『ミラクルボディー』(ミラクルブレイン!)です。


今大会での活躍が楽しみです。