感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市庄新町で土間コンクリート打設工事

2015-01-28 20:03:39 | 外溝エクステリア工事物語
昨日に比べると気温が下がり、寒い一日になった岡山・倉敷。

まだまだ一月下旬と厳しい寒さが続く日々。そんな本日、倉敷市庄新町では駐車場の土間へコンクリートを流し込む作業が行われています。

今回、作業にあたったのは「しんちゃん」、「まっちゃん」、昨日までにしっかりと作られた地盤の下地。

其処へ生コン車から一輪車に積み、現場へ流し込みながら「バイブレーター」と呼ばれる道具を用いて、生コン車から降ろされたコンクリートを均一に混ぜ直しながら「トンボ」と呼ばれる道具で平らに均らします。

こうすることで広い面のコンクリートに強度のバラつきがなくなり、強固な床面となっていくのです。

その後は仕上の工程に移っていくのですが、今回は金コテ押さえ仕上げと呼ばれる一般的な土間仕上げ方法ではありますが、先ず「タッピング」と呼ばれるコンクリートの中に含まれる砕石を沈める作業を均等に行います。

その後、乾燥時間を設け表面を専用のコテで平らに均していくのですが、この作業を終えると表面に水が浮き上がってきます。

ここから時間を置いて水が引き、コンクリートの硬化具合を見計らいながら仕上げ用の金コテで表面が「ツルッ」となる用に押えます。

そして、最終作業は硬化してきたコンクリートを必死でコテで押えながら仕上の均し作業。

これで表面がピカピカのコンクリートの土間が完成するのですが、寒い時期なのでシートなどでコンクリートの床を覆い養生期間を数日設けさせていただき、この乾燥期間を数日おいて最後に型枠の撤去、そして清掃などを行い、その後やっと実際に車を入れてもらえる様になります。

一見、見ると簡単そうに出来ている駐車場の土間コンクリートではありますが、実は色々な技術と工程を経て仕上がるもので見た目ほど簡単には行かないのです。

さて、「小野くん」の方は午前中に玉島で雑仕事など含めて4件ほど回ってもらい、午後からはこちらの現場に合流して「しんちゃん」と交代。

午後からは私用で動けなかった私も「しんちゃん」と交代して、倉敷市真備での某工場内のパーテーション新設計画現場で現地調査に立会いました。

現地で内容を確認させていただけ今回の工事目的もキチンと把握できたのは幸い。

今回も目的に沿った工事を計画させていただき、「感動としあわせ」を感じれるお手伝いができればと努力致しますので、宜しくお願いします。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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