感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

新築当時の設計者の意匠を崩さない納まりや仕上げを意識する

2015-01-09 23:11:39 | モノづくり挑戦物語
本日も晴天に恵まれた岡山・倉敷。

年始の一週間で一気に工事予定の詰まる日々に、大切な「我が家」のリフォーム・修繕などに当社をご指名くださるお客様に感謝、感謝。

みなさまのご期待に答えれる様に最善を尽くして参りますが、当社の「家づくり」は目の前の一棟、一件、その一瞬を大切に取り組むこと。

お待たせしているお客様には待ち遠しい時間をいただく事になりますが、其れが当社の最短であることは間違いありません。

どんな時も、どんな工事にも自分たちの職人としての意地とプライド、そんな職人魂を持って取り組んでおりますのでどうぞご理解いただきたく思います。

さて、そんな一日のスタートは去年の秋の終わり頃から取り組んでいた倉敷市玉島での住宅リノベーション工事現場でお施主様を招いての建築・設備の取扱説明をさせてもらう事から・・・

設備機器には各メーカーさんより担当さんを招いて直接、取扱説明をしていただくことでキッチンや浴室・照明などを快適に使ってもらいます。

建築の方もアルミサッシ、内装建具などの使用方法やお手入れなど日常使ってもらう分には問題ない程度の簡単な説明にはなりましたが一通り聞いてもらえた筈。

それでも生活し始めて不明な点があればご遠慮なさらずご連絡をいただければ都度、対応させていただきますね。

その後は同じく玉島の勇崎まで移動して、年末に設置したアウトセット方式の引戸に不足していた部材の取り付け作業と午前中に引き続き「小野くん」と一緒に行動しましたが・・・

その後は倉敷市栗坂でキッチンからの水漏れの連絡をいただき、水道設備業者さんと現場に急行。

幸いにも水漏れは排水管の接続部分の増し締めにて一旦は解消、引き続き様子を見てもらい改善のない場合にはパッキンなどの取替えを提案させていただきます。

さて、倉敷市中畝では「しんちゃん」と「まっちゃん」が昨日、取付が完了したアルミサッシに木製の額縁を取り付けする作業に取り組んでくれています。

カバー工法と言われる特殊な方法で施工したアルミサッシではありますが、「如何にもリフォーム」という仕上げ、納めは当社の中ではNG。

如何に新築当時の施工の様に自然な感じで納めるか?というのは建築業者としては当然のことであり、元々の設計、デザインの意匠を崩さずリニューアルするのは私たちの努めでもありますからね。

明日はこちらの額縁に塗装が施され、ベランダ部分への防水工事なども行われる予定に仕上がりが楽しみな案件。

さて、明日も彼ら、そして協力業者さんたちと共に「一本の木から始る感動としあわせの家づくり物語」をお届けしていきます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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